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『行ってみよう…』その3



〝店から漏れる灯りが好き…〟
 麻布十番
     店灯り…2017年11月18日 
                           X70 FUJIFILM



少し前にSNSで…〝予備校のそばにあった喫茶店を知っている(覚えている)人はいないか〟という投げかけをしたことがあった。

残念ながら知っている人はいなかったが、もしかしたら場所がら早稲田の学生だった人なら知っている可能性も…と思って。



その店が無くなっていることは既に10年くらい前に知っていた。ただ浪人の時だけではなく高校性の時から通っていた事もあり、時々思い出しては懐かしく思っていた。

日替わりランチは500円。海老、カレー、和風ピラフがローテーションしてて、ガラスの小鉢にの盛られたサラダ、そしてホットかアイスのコーヒーor紅茶。
特別に美味しいわけでも(当時のマスターやママに読まれたら怒られるだろうけど)、特段量が多いわけでもなかったが、予備校の隣にあって未成年者でもタバコが喫えて(苦笑)、週刊マンガ(ジャンプとかサンデーとかマガジンとか)が置いてある…当時はどこにでもあった、今はほとんど見ない喫茶店だった。





17歳を基準にするなら35年前、今でも付き合いのある友人と通った高田馬場という街は不思議な年齢を重ねていた。
細かく見れば全く違うのに、総体としてはほとんど変わっていないように見えるのだ。
早稲田口の改札を抜けたその場所にあった焼きそばが美味い立ち食いそば屋はなくなってはいたけど、間違いなくそこは昭和57年そのものだった。

駅前のスポーツ施設の入る大きなビルはそのままだった(外装に描かれていた壁画は変わっていたが)。『ここの本屋に来るとトイレに行きたくなるんだよ』と言いながら、毎回トイレに走る友人の背中が見えるように蘇ってきた。
ここでもまた『地下鉄(メトロ)に乗って』(浅田次郎著)の世界に入っていきそうな…そんな思いになる。

六本木ビルズだって、東京ミッドタウンだって、渋谷ヒカリエだって、日本橋室町だって、東京スカイツリーだって、東急プラザ表参道原宿だって、表参道ヒルズだって、新宿コマだって、汐留だってkGINZA SIXだって…東急プラザ銀座だって…

そう…たかだかこの20年以内の再開発だ。


この20年の東京の大きな変貌を考えると高田馬場の風景は奇跡だと思えたのだ。








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