『完全無欠のロックンローラー:二つのこと編』





”進化し続けるトーキョーの断片”
日本橋室町
室町…2016年12月11日 
                                          X70
                                        FUJIFILM




の昔、〝未来の経営者候補〟が見つかると経営陣は部署間をクロスして異動させてゼネラルなスキルがつくようなキャリアを積ませたりした。

営業部から企画部へ、企画部から総務部へ、総務部から地方の営業所の所長などを経て、子会社の社長などを歴任させたあと、最後は本社に呼び戻し取締役に。

なんて感じ。

ところがいつの間にかそういうゼネラルなキャリアよりも、専門性というかスペシャリストがそのまま部門長になって出世し、取締役に収まるケースが多くなってきた。


広く浅く業務を知っているより、深く特出したスキルを待っている方が、会社にとって有益な人材になると判断されるようになったのだ。

つまり「知っている」ことよりも「わかっている」ことが求められるようになったということだ。

それはなにも会社に限られた話ではなく、社会がそういう価値観の中で物事を判断するようになったということでもある。


ただこの話がこれで終われば問題はない。
自分の将来や後輩へのアドバイスでも『脇目を振らず専門性を高めよ!』『二兎追う者は一兎も得ず』的な事を言っていればだから。
でもそうはいかなくなった。




年のパリーグのMVPは大谷翔平さんが受賞した。 規定打数に到達しないで受賞で異例中の異例らしい。
そもそもバッターでもあり、ピッチャーでもあること自体、プロ野球において異例なのだから、そこを今問うのはセンスが無さ過ぎる。

野球については割愛するけど、ピッチャーとして必要な筋肉と野手(打者)では全く違う。にも関わらず、あの成績、活躍を見ると投手としても打者としてもスペシャリティーなのだ。

そもそも(ピッチャーが)打席に立つことで発生するリスクを考えてみれば、『二刀流』は割に合わないはずだ。それをいとわずにピッチャーとバッターをシームレスで活躍するのだ。
専門性の高い場所で高次元で2つ(ないしはそれ以上)の才能を発揮し続ける人が活躍し始めたということなのかと。


昔のゼネラリストとは全く違う、ただ一つしか持たない専門性を声高らかに謳うのでもなく、特出した才能を複数持ち、それをいかんなく発揮する新しい人達だ。

なにもそれはスポーツ選手に限ったことではない事に気付いた。



”間違いなくトーキョーの断片”
巣鴨
巣鴨…2016年12月11日 
                                 X-Pro2 XF35㎜F2RWR
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Comment

Re: 昔アパレル会社に就職したときに
それはカフェ(飲食)のスタッフになったと言う事なんですよね?
そっかそうですよね。以前からkazahanaさんの食の拘りって『作る側』のマインドで観ていることが多かったですものね。
3ヶ月で体を壊すということは相当にハードな職場だったと思って良いのでしょうか?
それともタイミング的に悪い時期にぶつかってしまったと言うことなのでしょうか?

どうしても重労働になる職種ですものね…身体を壊してしまったなら、さぞ無念だったでしょうね。
料理人…なんか響きに憧れるんだよなぁ(^o^)アハハ

  • 2016/12/12 11:06
  • ★kazahanaさんへ:ナチョパパ
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昔アパレル会社に就職したときに
飲食の部門が新設されて就職しました
2時間ほどの面接の中で 社長はジェネラリストですねと言い チーフデザイナーも頷く ・・・
採用されたのですが 3月で体を壊し辞めました
自分ではスペシャリストのつもりだったのですが
目標は幅の広いスペシャリストです
  • 2016/12/12 04:41
  • 風花
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