『モノを作る』:号外

  • Day:2016.11.27 17:00
  • Cat:号外




”所作さえも美しい”
横浜中華街
ひたすらに横…2016年11月27日 
                                  X-pro2 XF35㎜F1.4R
                                        FUJIFILM




 TVや映画の中で使われる食事(料理)をキエモノ(消え物)と言う。
読んで字の如く直ぐに“消えて無くなる”からだとか。なるほど消え物とは良いネーミングだ。


 芸術家やアーティストのように無から有を生み出すわけではないが、デザイナーという『もの作り』の一端にいる僕は、アーティストよりアルチザンの領域に近づきたいと思いながら、気付くと50歳もとうに越えてしまった。 昔、思い描い領域には影さえも届かないけど。






 『もの作り』の中でも消え物を携わる人に尊敬の念を感じる。麻布十番の鳥章の店主もそうだけど、淡々とただ淡々と食べてくれる人のために必要な分だけ作り、目的を終えたら消えて無くなる。
 そして翌日も翌日もまた同じようにただひたすら作り続ける。

 そうやって考えると、手掛けたモノが半永久的に残るアーキテクトと、その対極にある食に関する調理人や料理人に対するリスペクトが同じなのは不思議なことだ。



”まるで儀式のように美しかった”
横浜中華街
ひたすらに手…2016年11月27日 
                                  X-E2 XF56㎜ F1.2 R
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