「思っている以上に日本の子供の貧困化は進んでいる事を知って欲しい」




          見ていますよ…2015年10月25日
                                    @日本橋本町
                                   「よく見ろ!」

                                      X100s

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日に引き続いて細かい事は書けない話ですみません(苦笑)

仕事の一つに「幼稚園」と「小学生」に関わるものがあります。ボクが担当する前から継続的に続いているので20年とか25年の息の長いプロジェクトです。

当然、マーケットである「子供の環境」をマーケティングするのですが、ここ数年そのデータに驚かされます。「子供の貧困化」が驚くほど深刻で「データに間違いがあるのではないか?」と思ってしまうほど最悪な状況になっています。それはどこか知らない小さな地方都市などではなく、大阪や東京といった大都市の話なのです。
学校で最低限度必要な制服や文具が購入できないことはもちろんのこと、食べるものにも困るほどなのです。

世帯収入が一定の所得以下であれば、申請によって給食費が免除される例も多いので平日は給食でなんとか凌ぐことができます。でも休日や長期休暇(夏休みや冬休みなど)になると、ほとんど食事らしい食事も出来ない日々を送っている子供達が多くなっている現実があるのです。


ここで詳しく書かないでも皆さんおわかりだと思いますが、子供の貧困がつらいのは「貧困」から抜け出せる一つのツールである「学業」が疎かになりがちなことです。富める者は塾に通い学習環境が整うが、貧困にあえぐ子供達は「学習の機会」が損なわれて思うような進学も出来ず、不利な条件で就職することで収入も低い。再び貧困の生活が続く。当然その家庭で生まれた子供達もまた同じような境遇になる可能性が高くなる。

誤解のないように言いますが、貧困家庭は昔からあったことなのですが…高度成長期とは違って、格差社会が極まってくると貧困と富裕層の間に流動性がなくなっていき、現実に格差は年々ひどくなるばかりです。


参考資料はウィキペディアに譲りますが…実感としてここ数年は酷すぎます。


19日、首相官邸で開かれた「子供の未来応援国民運動」で日本財団と共に”個人や企業から寄付を募る”決議をしました。もちろんこれ自体を非難するのではありません。ただこれを「子供の貧困対策」のメインにされてしまうと…この金は国の予算から出さないくせに、無節操に他の国では金をばらまいている感が強くて仕方ないのです。


『2500億円も出せないのか?この国は…』といった馬鹿がいましたが、そんな金があるならまず増殖し続ける日本の各地の子供の貧困を救えって話なんだと思うのですけどね。


この夏にも貧困から住居を強制退去させられることになった母子家庭の母親が、中学生の娘を殺めました。その発覚は「強制執行で役人が部屋に踏み込むと遺体の傍らで殺害した子供の頭をなでながら、子供の体育祭の時のビデオを見ていた」という事件でした。

もちろん母親にもっと見識があれば防げた事件かも知れませんし、子殺しをした母親を責めないわけではありません。けれど、普段から子供に何もして上げられないという負い目を持ちながら、ついに「家まで失う」状態に追い込まれたら、この愚かな母親だけが悪いとは言い切れない気がするのです。

たとえ愚かで稚拙な行動であったとしても…そういう人もいるってことですから。


この国の今の為政者たちがしていることの順番がおかしいと思うことが最近多すぎて…考えてしまうのでした。