「大寒の日、今日もケベックの空は青いのか?」




               パレロワイヤル
                  @Palais Royal 「いにしえの時を超えて…」







 先日、高校時代からの親友と”あと10年とか15年は仕事頑張らないとなぁ”という話になった。指を折って数えるまでもなく確かに言う通りで、65才まで伸びた定年を考慮すればあと15年は働かないといけない事になる。15年という数字が短いのか長いのかは人それぞれだろうから、あくまでもボクの中にある時間の尺度を当てはめると、娘が今年14才になるので、それを元に考えればそんなに長くない気もする。


 果たして実務として今の仕事を15年やり続けるのかと言われると…そうでは無い(無理)と思うので、この先は分からないけど…若い時に考えた”早期セミリタイヤ”と言うのは夢のまた夢になってしまった。
だって…理想では「50才で優雅なセミリタイヤだ」ったのだから。48才でペーペーなのに50才で”優雅なセミリタイア”なんて、宝くじでも当たらない限り無理だもの。

 もちろん”優雅な”って言葉がないならば、いつでも出来るのだけど。最後は「野垂れ死に」…なんて言うのは勘弁したい。一生懸命に働かなくては。

怖い、怖い。


アーリーリタイヤとかセミリタイアっていうのは、きっと若い時にガンガンに稼いだ人がなるのでしょうけど、やっぱり憧れる。大きくなくて良いから鎌倉とか葉山・逗子辺りに小さな家があって、静かな環境でゆっくり過ごす…みたいな。

で、以前家内に”歳取ったらカナダのケベック辺り(フランス語が使われている)の静かな町で自然豊に暮らすなんて良くない?”って聞いたら、”えー都心の駅前で過ごしたーい!”と。全く違う志向なのだと分かりました。

「パパの考える自然豊かな…ってどんな感じ?」と聞かれて、まず頭に浮かんだのは映画”ドラゴン・タトゥーの女”の主人公のジャーナリストが、仕事の依頼の間住まうことになる一軒家があるのですが、それが実に良い感じなんです。

 映画をご覧になっていない方は観て欲しいのです。家自体は古めかしいのですが…そこに高速インターネットがきちんとあって、しっかり暖房器具さえあったら…冬の寒い時期も撮った写真を整理したり、時折こうやってブログを書いたりしながら過ごすなんて正に理想だなぁと。

 寒い時にはカウチンセーターなんか着ちゃって、部屋の中は暖炉があって秋の早い時期から用意していた薪をくべながら…窓の外の極寒の冬を越えていく……とか妄想に浸っていた訳です。


今回

エアコンが故障して、丸二日間エアコンが無い中(リビングと娘の部屋は正常に機能していた)で生活して…一気に風邪を引いて今も発熱している僕をみて、家内の一言。

「パパ…アーリーリタイヤで自然豊かな田舎暮らし…とか言っていたけど、確実に死んじゃうね…エアコン一日ないだけで風邪ひいちゃうんだから」



はあ

無理か。