空のこととか、地球のこととか…


         見切れ
                    @新宿 「主役は…実は君!」






がまだ幼かった頃”ハレハレぽっち”という心強い友達がいた。


元来少し怖いほどの晴れ女の娘が、ある日突然創り出したキャラクター(みたいなもの)だ。

ハレハレぽっちの威力は凄まじく、彼女の通ったルーム(0歳保育施設)の保育士の間で重宝されたりもした(保育士さんがプラベートで旅行に行く際にも「ナチョちゃん ハレハレぽっち描いて」みたいな。で旅行先から「ハレハレぽっちのお蔭で晴れました…って写メが届くみたいな(笑))

 以前にブログに書いたので知っている人もいると思うが、その年首都圏を襲った巨大台風は甚大な被害を与えた。地下鉄構内には大量の雨が流れ込み、幹線道路のアンダーパスに立ち往生した車が屋根だけを見せて水没するなど、死傷者が出るほどの大惨事を記録したのだ。


 そんな時でも彼女は学校までの10分弱、往路も復路も雨がやみ…傘を差さず濡れずに帰ってきた。つまり巨大台風も避けて通ったわけだ。オチに雨が降らないから傘がいらず、傘を忘れてくる…というおまけつきの晴れ女なのだ。


 因みに何らかの事情で南青山だけは降らなかったのか?ッというと、そう言うわけでは無くて…当日、遠方通学者の使う電車は止まり、学校は迂回路の指示や、それが出来ない低学年の児童がどこかで移動できなくなっているのではないかなど、先生方は大変だったと言う事が後日分かる。

 そしてそれは同じマンションに住む同学年の子供たちも、帰る時間によって(クラブや自由学習で帰る時間がまちまちなのだ)傘が折れるほどの大被害をこうむっていたらしい。
つまり何らかの事情で雨が降らなかったのは…娘の周りだけって事になる。
 この時の台風は数日間にわたってニュースで取り上げられたが、どこにも局地的に雨が止んだ…と言う報道はなかった。まさに娘とハレハレぽっちの上空だけだったようだ。



 一見良さそうな「強力な晴れ女」…なのだが困ったこともある。そのせいで圧倒的に傘をさすと言う経験の無さが、間もなく13歳にもなるのに…傘の差し方がド下手だ。
そりゃもう目も当てられない。背中がずぶ濡れだったり、風向きをうまくさばけなくて傘を壊したり…困ったものなのだ。

 



 今年は東北地方そして中国地方でも、町が壊滅する様な大惨事になっている。北陸でも崖崩れで人が亡くなったり。あまりにも酷い映像を見る度に、これ以上の被害がでなように…と祈るしか無いのは、自然に対して、いかに人類が無力かということを感じさせられる。




 それにしてもある意味、同じ異常気象という言葉でも、その内容は毎年アップデートされているのでないか?と思ってしまう。異常気象というからには、異常じゃないとダメなわけで。それが日常化すると、それはもう異常とは言えない訳で。

 この問題になるとつい「温暖化」とか(最近聞かなくなったけど)「オゾンホール」とかって話になるけど、もっと大きなリズムで地球が変わり始めているのかとも思う。その地球の意志とも言える変化は「反省しない人間どもはもうそろそろ…」というものもだったら…とか思わなくも無い。