過去へ…(4/6)



               ドアを開けたら…
                   @仕事先 「このドアを開けたら…」









時は口にこそ出さなかったが、「(道が出来たって)分からない事は無いだろう」と思ったのだが、今こうして自分がかつて住んでいた所にバイパスが通ってしまうと、そこにあった基準とすべき住宅や空き地が跡形もなく、相対的な距離感がおかしくなり…正に「はっきりは分からない」という状態になる事が分かった。

 あの時の母もこんな気持ちだったのだろう…と今、分かる。



 少し進むと、かつての通学路だった道にぶつかった。頭の中の地図にはなかった店があって、しかもそれがそれなりに経年している事に軽いショックを覚える。まあそれも当たり前で、17歳の僕が最後にその前を通った直後に建て替えられたとしたら、既に30年以上の年月が経っている訳で…。経年しているのは苦笑するしかない。

 踏切を渡ると駅に向かう歩行路とラーメン屋があり、その隣はパン屋の後藤さんの家…の…はずだった。

 しかし実際にはラーメン屋もパン屋も跡形もなく、それなりに経年した工務店があった。その工務店がくたびれた感じのうら寂しさもショックを助長した。
「あーもうないんだな」と。

 ショートカットで、バスケットが上手くて、ハツラツとした15歳の後藤さんがいる訳はないのだけど、ふとパン屋さんを覗いたら、47歳のになった後藤さんがいるような幻想もあったりして。いやもちろん結婚して素敵なママになり、どこか他の土地に住んでいると考える方が普通なのだけど。

 また一つ、記憶の中のナチョグルmapに「跡形もない後藤さんのパン屋」がアーカイブされた。ナチョグルmapのアーカイブが最近ドンドンと増えていく。


<<<続く>>>



Comment

★kirageegeさんへ:
> しかし、nachopapaさんの記憶力ってあらためてすごいな!って思いました(^^)
> nachopapaさん、お晩です。
> けっして、夢の記憶が鮮明なだけではないんですね (^^;
>
> 僕も若かりし頃は国立の隣の西国分寺に8年ぐらい住んでいました。
> 確か10何年か前に訪ねたときにビックリするほど変わっていたことを思い出しました。
> 苦いも辛いも甘いも経験した西国分寺でした。
> ちょっと関係ないけど、国分寺のおばばも懐かしかったなぁ~(^^;
>
> それからしばらくは訪ねていませんがgoogleの地図で見ると
> あのときから劇的には変わっていないのを知って安心していたりする
> 自分を何だか変な気持ちで見ているもう一人の自分がいたりして・・・(^^;
>
> さて5/5の最終はどんなふうに結ばれているのでしょうか(^^)




☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★
(^o^)アハハ 記憶力ですか? どうなんでしょう。
都合良く覚えている(記憶の改ざん)がなされている場合もあるでしょうし(苦笑) 
でもやはり頭の中の地図(ナチョグルmap)はリアルな映像を伴っていて
真偽はともかく、時々懐かしく思い出されて心がギュッとなる時があります。


そっかそっかそうなんですね。
kirageegeさんは国分寺書店のオババの時代なのですね? 不思議なモノで
国立に住んでいると立川や国分寺、府中には行く事があってもなぜか
西国分寺って行く事があまりないのです。

だから西国分寺の駅前の様子というのがボクの記憶にはありません。
一つ駅を飛ばして国分寺に行くのは西武線との連絡があったり、
府中駅から市バスが出ていて通学路の代替えコースのように選んでいた
記憶もあります。

また今は何という名称か分かりませんが、当時東京経済大学という
私大があって、そこが中学生の夏期講習会の会場になっていた記憶があります。

様々な地域からこの夏期講習会に生徒が集まるので、ちょっとした
恋愛モードに入ったりする場でもありました(^o^)アハハ 
何しに夏期講習に行っていたのか?って感じですが(苦笑)

忙しいkirageegeさんですから、難しいのかも知れませんが…是非カメラを
持って西国分寺界隈に行ってみて下さい。
勿論当時kirageegeさんが住んでいた場所にも足を伸ばし、無くなっていたら
思い出の断片を集めるように「当時通っていた本屋」とか場合によっては
銭湯とか、スーパーとか、もしかしたらレンタルレコード屋さんなんて事も
あるかも知れません。
kirageegeさんが恋い焦がれていた誰かに電話をした公衆電話があるかも
知れません(^_-)ウン

丹念に丹念に「思い出の断片」「記憶の欠片たち」を拾い集めてみては
いかがでしょうか?



  • 2013/04/23 07:29
  • ★kirageegeさんへ:ナチョパパ
  • URL
  • Edit
★kazahanaさんへ
> 削除してしまうと ゴミ箱からも消えて無くなってしまうのなら
> アーカイブしておけば 全ての記憶に留まり いつでも呼び戻せるのでしょうか 不思議なのは 削除を意図的にできないのが人間ですよね
> どうしても削除したければ 断つものを選択しなくてはいけない
> そんな理屈や理不尽を通り越して たどり着くことができるドア
> 果たして開くことができるでしょうか
> 開いたとして 入って行けるでしょうか
> 私の場合 心を埋めるものが夢であるように思います
> 最近は夢ではなく 現実として体験することも多くなっているのですが・・・



☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★

やはり記憶というのは思い通りにならなくて、完全に忘れてしまっていたら
良いのですが…そこにあった事だけ覚えていて、何があったのかが
思い出せない…と言うのが悲しい所ですね。
こんにちはkazahanaさん

ただ普段は全然覚えていないのですが、何かが切っ掛けで怒濤のように
記憶が蘇ってくる…なんて事もありますから、正に意志とは関係ない所で
人の記憶は構成されているのだと思います。


開けたのドアの向こうに何があるのか? ボクには分かりません…
と言うか、開けてみるまで誰にも分からないのだと思います。
それでも開け続けるのか、もう分からないからと開けるのを止めるのかは、
その人の生き方の根幹に関わるような気がします。

しっかり考えさせられるコメント有り難うございました。



  • 2013/04/23 07:25
  • ★kazahanaさんへ:ナチョパパ
  • URL
  • Edit
しかし、nachopapaさんの記憶力ってあらためてすごいな!って思いました(^^)
nachopapaさん、お晩です。
けっして、夢の記憶が鮮明なだけではないんですね (^^;

僕も若かりし頃は国立の隣の西国分寺に8年ぐらい住んでいました。
確か10何年か前に訪ねたときにビックリするほど変わっていたことを思い出しました。
苦いも辛いも甘いも経験した西国分寺でした。
ちょっと関係ないけど、国分寺のおばばも懐かしかったなぁ~(^^;

それからしばらくは訪ねていませんがgoogleの地図で見ると
あのときから劇的には変わっていないのを知って安心していたりする
自分を何だか変な気持ちで見ているもう一人の自分がいたりして・・・(^^;

さて5/5の最終はどんなふうに結ばれているのでしょうか(^^)
  • 2013/04/22 23:23
  • キラジージ
  • URL
  • Edit
★鍵コメさんへ
鍵コメさんのreplyの初めの部分(gmailの削除の件)が一体何の話を書かれているのか…分からなかったのですが(^_^;)アセ
ボクは凄く助かりましたよ(^_^;)アセ 昔から気を付けてはいるのですが…まあ気付かない(笑) もし鍵コメさんがお気付きになったら、鍵コメで構いませんので…どうか教えて下さいませ。宜しくお願い致します。



  • 2013/04/22 21:43
  • ★鍵コメさんへ:ナチョパパ
  • URL
  • Edit
削除してしまうと ゴミ箱からも消えて無くなってしまうのなら
アーカイブしておけば 全ての記憶に留まり いつでも呼び戻せるのでしょうか 不思議なのは 削除を意図的にできないのが人間ですよね
どうしても削除したければ 断つものを選択しなくてはいけない
そんな理屈や理不尽を通り越して たどり着くことができるドア
果たして開くことができるでしょうか
開いたとして 入って行けるでしょうか
私の場合 心を埋めるものが夢であるように思います
最近は夢ではなく 現実として体験することも多くなっているのですが・・・



管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
  • 2013/04/22 21:31
Comment Form
公開設定