雨音を聞きながら…

                      歩く…
                        @日本橋 あちら側にいる人…



けるような青空の朝を迎えたのも束の間、午後にはポツポツと雨が落ちてきた。帰路に着く車のフロントガラスと屋根に当たる雨音が大きくてオーディオのボリュームを上げるほどだった。


 ボクが子供の頃のバスの床は木製だった。そうやって考えると自分でも歴史を感じるのだけど、その床はほとんど黒に近い色をしていて、オイルか、柿渋、タールのようなものが塗られた(きっと雨などの水分で痛まないようにする対策)フローリング材だったのだ。
 時間と共に匂わなくなるのだが、新車やメンテナンスが終わったばかりのバスに乗り込むと、その瞬間に独特の匂いがした。

 残念ながら、それがどんな匂いだったのか…ハッキリとは記憶に無い。特に良い匂いだったという事も無かったのだけど、記憶の中に「新しいバスと雨の日のバスには独自の匂いがする」という言葉(感覚)が頭の中にあるのだ。
 その時の匂いをハッキリとは思い出せないのに、なぜかボクは雨の日の路線バスの匂いが、郷愁感に似たノスタルジックな感じがして好きなのだ。

 「それってどんな匂い?」って聞かれると困るが、少し蒸すような…そしてそこにいる人の気配を感じさせるような…そんな匂いだ。


 今日も外出の時に都バスに乗った。もう今はビニール素材の床になっているし、当時の匂いとは全く違うのだけど…「雨の日のバスの匂い」という記号に懐かしい思いを抱くのだ。

Comment

Re: また夢の話になりますが
お忙しい中、お越し下さいまして有り難うございます。
巻き爪の方はどうですか? まずは内服液の効き目が出て
その先の治療に入れることを心から祈っています。


さて…あーよく分かります。
ボクも全くkazahanaさんと同じです。匂いとかその時に聞こえている音
などが見事に夢になって出てきますから。

因みにボクは初めて訪れた言葉も通じない国のホテルで、
窓を開けて寝て…窓から匂ってくる料理の匂いと、意味の分からない言葉に…
何処かの中近東の市場で迷子になる夢を見ました。
今でも思い出すと怖くてじとっと手に汗する感覚があります。


そうそう。夢の世界がkazahanaさんやボクのように普通にある人は…
「夢だから」って簡単に切り捨てることは出来ません。
場合によってはノイローゼになる人もいるらしいですから。
現実社会じゃない、もう一つの世界ってことですものね。

コメント有り難うございました。
  • 2012/07/05 05:55
  • ★kazahanaさんへ:ナチョパパ
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★kannaさんへ:
こんにちわ kannaさん お元気でいらっしゃったのですね(^.^)
きっと相変わらずお忙しい日々を送っていらっしゃるのでしょう。

そうですね…「あっkannaさんだ」って思ってから、直ぐにブログに
お伺いしたのですが…更新ななさっていなくて(苦笑)、心配していました。
でもこうしてコメント下さって、「あー元気なんだなぁあ」と
改めてホッとしています。

はい、無事四十九日が終わりました。
仰る通りで…心の中では一区切り着いたのですが、昨日も「かんぽの封建請求」に
関する書類に不備があったとかで、病院に再度依頼していた証明書が出来上がったと
連絡があり…それを取りに行ったりして、なかなか終わりがありません(笑) 

我が家は財産があるわけでも無く、幸いにして兄妹仲も良いので…煩わしい
問題に頭を悩ますことはありませんが、お金持ちの人(しかも中途半端に)などは
大変だと思います。
まあそれでも鳩山由紀夫さんのように84億円の相続ってことになると…
プロの集団に管理してもらう事になるので問題ないでしょうけどねウン(^^;;

良かった…木製の床、覚えていて下さる方がいて(^o^)
僕が子供の時も電車で木製床ってありましたよ。記憶に間違えが無ければ、
中央線(というメインの路線)も木の床だった気がします。
ただ僕の中には「ハズレ感」は無くて…新しいとちょっと嬉しかった記憶があります。

いつの間にかビニールの素材になってしまいましたが、今考えると床材が「木」
って凄いことですよね(^∇^)アハハハハ!

また来てくださいね。comment有り難うございました。
  • 2012/07/04 22:30
  • ★kannaさんへ:ナチョパパ
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また夢の話になりますが
匂いとか色であるとか その時の雰囲気 様々なものが何処でどう繋がるのかわかりませんが 見事に夢となって顕われます
敢えて登場人物と言いますけど 様々な人が役割を持って登場します
それこそ他人には言えない恥ずかしいことも含めて 自分の感情が交差します 夢を見るということは考えているということだとは思うのですが それが前向きにでもなく 好結果を目指して終結するのでもないのですから奇妙です
夢を見たあとは考えさせられますが それを実生活に活かすほどの考えも出来ていません 人の頭って奇妙ですね 夢の中で見る世界は 現実世界と同様にまさにそこにあって体験している世界なのですから・・・
そんなことを思いました


  • 2012/07/04 21:29
  • 風花
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ナチョパパさん、お久しぶりです。

前回コメントを残させていただいた時は春でしたっけ・・・?

その後お母様が亡くなられ、お辛い日々を過ごされてらした事、私も昨年母を見送りましたのでわが事のように感じられます。
49日、お疲れ様でした。
私のほうも早いもので、8月に1周忌を迎えます。
法要のしきたりという物はうまく出来たもので、49日で気持ちに一区切りつける事ができ、その後は日常の営みの中で悲しみを「偲ぶ」気持ちに変えてくれるようです。本当に、お疲れ様でした。

話は変わりますが、
私の子供の頃のバスも木の床でした。
ついでに言うと、電車も・・・。笑

ビニール素材の床のと半々くらいになった頃、木の床のバスや電車に当たってしまった時、言いようの無い「ハズレ感」があったものですが・・・。
「臭いバス(電車)」とか言ったりして^^;

いやいや・・・、ホントなつかしいですね、あの臭い(笑)
  • 2012/07/04 01:06
  • kanna
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