囚われの身

                 怪しげなヤツめ!
                             @麻布十番







夢の話…その1はこちら
夢の話…その2:
 前回…(正確じゃ無いけど昨年10月頃)見た夢を細かく書くと長くなるので筋だけ…。ともかくパスポートも大したお金も無い状態でTGV(新幹線みたいなもの)に乗っている。「イカン、このままだと帰国出来ない」って思い、なんとか解決の糸口を探そうとする。そして「あそこのカフェまで辿り着けば、何路線ものバスが通っているからなんとかなる」と、自分がどこに居るのかも分からない状態から抜け出そうとするのだ。つまり夢の中で馴染みのカフェに行き、そこに辿り着く為に一生懸命に公共の乗り物を乗り継ぐ…ってシーンなのだ。
 もちろんそんな店はリアルな世界ではどこにも無い。夢の中で勝手に作り上げた「架空の馴染みの店」だったし、この後も様々な困難を乗り越えて、やっと落葉だらけの店に辿り着き店主に状況を聞いてもらい、カウンターで立ち飲みしている馴染みの客に状況を説明する(全くの初対面なんだけど何故か、昔からの知り合いって感じ)…って所で夢が覚めたのだ。



ここからは今日のボクの夢。

 そこがパリという事はなぜか分かっていて、だけど正確に位置は全く分からない。周りを見渡しても全く見覚えが無い街角で、何故そこにいるのかも全く分からない…でもそれを特に変だとも思っていない所が、如何にも夢なんだけど。

 ボクの横には友人がいて、彼も「参ったな」と思っている。でもこの”友人”というのが実に曖昧で…その人のことをあまり知らないのだ。いや「知らない」というのはちょっと違う。それなりには知っているし、相手もボクのことを分かっているのだけど…顔を殆どを知らないのだ。

 「顔を知る」…という言葉に「殆ど」という言葉が付くのも変な話なんだけど、それはFacebookやtwitterで仲良くなった関係のような感じ。冗談も言い合うし、幾度となく意志の疎通があって、何となく家庭環境なんかも分かっているけど会うのは初めてという。多分、年齢は同じくらいか少し下。だけど、ボクは敬語で話をしている…。

 ここまでの文章で皆さんは上手く想像出来ているだろうか?


 先を急ごう。


 パリに3年以上住んでいて、日常的にメトロや車での生活をしている人は、「全く知らない」「全く分からない場所」はあまり無いと思う。例えば「点」として、今いる場所が分からない場合でも、10分も歩き続ければ…かつてタクシーで通ったことがあるとか、一度はメトロで降りたことがある場所に出くわすのではないだろうか。想像しているよりずっと狭い街だから。

 それに市内に関して言えば…パリ市をぐるりと取り囲んでいる環状高速道路(ペリフェリック)の内なら、どこかに、「SNCFの駅」「エッフェル塔」「モンパルナスタワー」「モンマルトルの丘(サクレクール寺院)」「ラ・デファンス」「ノートルダム寺院」のいずれかが…どこかに見えるから、迷子になる事はまずない。


と言うことで…続きは次回