次のシーズンに向かって…

                 ヨルノマチ
                  @南青山 夜だから見える景色もある





 つい先日コレクション(ファッションショー)が終わり、ライセンシーのカタログ撮影も終わって、2012年SSの仕事も一区切りつこうとしている。まあ実際のビジネスという意味では、まだ何も始まっていないので、正確には供給者としての「仕込み」が粗方終わった…という状態だ。

 「あーこれで楽になりますね」というニュアンスを言われることがあるのだが、実際にはそんな事は無くて…なんと次の企画の素材収集がもう始まっている。しかも11月下旬には既に来秋冬物のプレゼンテーションが行われるのです。
 特に最近は生地(素材)を作るのに大変時間が掛かっていて(糸原料調達の問題や織機の製造力の低下などの問題がある)…10年前には45日間で出来たことが、今は120日以上掛かっても仕上がってこない…なんて問題も起こっている。

 販売時期は変わらないので、それに間に合うように発注したモノ(素材やボタンなど)が届くようにする為には、余裕を見て発注することが求められる。つまり仕掛かりの部分(取り掛かり)を前倒しして、企画するように言われるのだ。
「作るのに時間が掛かるから早めにデザイン画を描いて下さい」と。つまりしわ寄せはデザイナーに…(-_-)トホホ

 いやその分、早めに素材を見せてくれるのか?…って言うと、なかなかそれも満足いくほどじゃなくて。大変な世の中になってしまったなぁと、製造業の傍らにいるモノとして感じてしまうのだ。明日からまたゆっくりと足元をしっかり見つめて…一歩一歩前に進もうと…。