FC2ブログ

『ジャイアントキリング〜アイルランド戦〜』



〝世界中から来ているような…〟
   新宿西口 
ラグビーワールドカップ…2019年9月29日
                                   Nikon Z7 + Z85mmf/1.8s



 タイトルにもあるようにジャイアントキリング(大番狂わせ)が起こってしまった。世界ランキング9位の日本が2位のアイルランドを19対12で破る快挙を成し遂げたのだ。

それにしても…ノーサイドの精神なのか試合が終わった後の選手のインタビューなどは、勝ち負けに関係なく対戦相手へのリスペクトを感じて、見ていて実に気持ちが良いのだ。

筋金入りの〝にわかラグビーファン〟なので、ルールや習慣、競技マナーも詳しい事はわからないが、試合を見ながら何度も何度も鳥肌が立った。選手も応援している各国のファンも、国際試合では考えられないほど穏やかで紳士的な光景ばかり見る。

そもそも大番狂わせということが少ないスポーツだと聞いていたので、前回大会の南アフリカ戦を彷仏とさせる試合だった。

まだ2勝したに過ぎないが、今後も楽しみに期待して応援して行きたいと思う。

続きはこちら...

『あと22年…』その④



〝空がまた狭くなった…〟
   渋谷駅東口
新しい風景…2019年9月17日
                                               GRⅢ  RICOH





東名から首都高3号線を都心に向かう。

山手通りを越える辺りから渋谷の谷へジェットコースターのように左右にカーブしながら下りていく。その微妙なアンジュレーションに合わせてハンドルを切る。
右手にセルリアンタワー、左手に古い渋谷の駅を見ながらヒカリエが見えてくるさまは、周りの景色と相まって未来的で美しい。

圧倒的な存在感を持つヒカリエは煌々と光を放ち、それを見ながら左へウインカーを出し渋谷出口から抜け出る一連のアプローチはドライバーにとって心地のいい瞬間の一つだ。
ほんの5秒、10秒の時間だけ見られる風景だったのだ。

ヒカリエが建つその場所にあったプラネタリウムの銀色の大きな球体がなくなってしまった代償に手に入れた光景だ。



続きはこちら...

『常に思う…』



〝アヴェンジャーズ的な…〟
   横浜中華街
アヴェンジャーズ的な…2019年9月11日
                                  NikonZ7   Z50mmf/1.8s



この瞬間にも不便と不快と不安と不信に苛まれている人達がいる。
『何も出来ない』…ではなく、できそうな何かがわかったとき適切に手が差し伸べることができる態勢でいよう思う。


『あと22年…』その③



〝工事は続く…〟
   渋谷駅 東口
               ヒカリエ…2019年9月10日
                                                 RICOH GRⅢ




現場に着いて弱々しく「この辺だったのよ…」というのが精一杯だった。
続けて
「…だと思うのよね…この線路の位置からすると…」と。

そして

しばらく沈黙して

「本当に何もないわ… 跡形もない」
曖昧で力のない誰にいうでもない独り言だった。


都心の真ん中で〝なにもない〟わけはない。
でも一番適切な表現に感じたのは、そこが道路になっていたからだ。
当時の古い家がそのまま建っていることはないにしても、マンションが建っていたり、大きな商業施設になっていると想像していたらしい。

ところが中央にグリーンベルトを備えた片側二車線道路になっていたのだ。
そのグリーンベルトのあたりを指差して…「この辺んだと思うのよ」といった。

建物ならまだしも、道路になっていると「何もない」と言った母の心情の方が適切で近い気がした。


余命宣告をされた時の母は極めて穏やかで、まるで「明日は晴れますよ」と天気予報が告げているのを聞ているようだった。
しかしかつて住んでいた場所が道路になってと知ったときは、悲しく苦渋に満ちた表情になっていた。









続きはこちら...

『あと22年…』その②



〝なぜか椎名林檎のイメージが…w
   新横浜ラーメン博物館
               赤の風景…2019年9月6日
                                         Nikon Z7  Z24-70mmf/4s




情報番組を見ていてどうしても食べたくなったラーメンを求めて新横浜に向かった。
新横浜ラーメン博物館(通称:ラー博)にお目当てのラーメン店が入っているからだ。

結論から言うと…本当に食べたかったラーメンは45分待ちの表示が出ていて断念。
第2候補の熊本ラーメン店に15分並んで、しっかりあっさり豚骨を堪能してからラー博の売りである昭和30年代の街並みを再現したセットの中に入っていった。

まだ豊かになる前の高度成長に入りかけの架空の昭和の街が作られていて、豆腐屋さんのラッパがどこからともなく聞こえたり、開け放った窓からプロ野球のエキサイトした実況放送が聞こえたり、少し怪しげな飲屋街の扉の向こうからは酔いにまかせて男女の歌声が聞こえたり…。
映画「ALWAYS三丁目の夕日」の世界なのだ。

僕が生まれる少し前の昭和。知らないはずの昭和を懐かしく感じてしまう不思議なラー博なのだ。



続きはこちら...

『あと22年…』その①



〝路地を分け入り…〟
   新横浜ラーメン博物館
路地に分け入る…2019年9月5日
                                 Nikon Z7   Z24-70mmF4s




同級生同士で結婚した両親は76歳の時、3ヶ月と間を空けずに他界した。
文字通り〝あっという間〟にあれよあれよと居なくなり…気づいたら親無しになっていた。
2012年の話だ。

両親の死は二つのことを教訓として残した。

一つは、人は突然死んでしまうものだな…ということ(目に見えて体調不良じゃないのに…)。

もう一つは…私も76歳で死ぬんじゃないか…という思いだ。
これは教訓ではないか。

ともかく76という数字に死をイメージさせる〝意味付け〟をしてしまった…という感じだ。

続きはこちら...

『メトロに乗って…ってこんな時代の設定なんだろうな』



〝景観上洗濯物を屋外に干すな!がデフォルトになった今…なかなかこの光景は難しい〟
  新横浜ラーメン博物館
洗濯物…2019年9月3日
                                 Nikon Z7   z24-70mmF4s



昭和30年代の町並み。

昭和40年生まれの私が知るはずもない時代の風景の中に「懐かしさ」を感じるのはなぜだろう。

現代の方が清潔で、便利で、快適なはずなのに、何故かこの時代の生活に憧れにも似た感情があるのだ。

猥雑な時間の根底に流れる強いエネルギーみたいなものに対する憧憬なのかも知れない。




『作りものだと分かっていても…』



〝昭和って…遠い過去の元号になってしまったんだな〟
   新横浜ラーメン博物館
昭和の話…2019年9月2日
                                     Nikon Z7 Z24-70mmF4s




あっという間に9月になってしまった。それでも出る汗はなかなか止まらないし、ランチタイムに屋外に出るだけでうんざりするほどの湿度と気温なのだけど…どこかにそして確実に秋の気配みたいなものは感じる。

秋好きなのに〝夏が去りゆくときの特有のセンチメンタルな感情の揺れ〟みたいなものは確実にあって…どうかすると知り合いのいない異国の街に旅したくなったりもする。

実際に行ったら寂しくて帰ってきてしまうのが落ちなんだけどぉ。

改めて去りゆく2019年の夏を思い出し、本を読みながら眠りの世界にガクッと落ちよう。

皆様お休みなさいませ…良い夜を Bonne nuit à tous