『告白〜どうやらバレ無かったので〜(6/6)』(完結編)
- Day:2017.02.28 12:52
- Cat:独り言
〝たった一人のキャストが街を昭和のいい風景に変えてくれた〟
銀座

X100s
FUJIFILM
欧米人のように無造作に伸ばそうが、ランダムにカットしようが、それなりにまとまっちゃう髪質や頭蓋骨の形であればと思ってしまう。
それが無理ならせめて少しだけ癖があって切った毛先にニュアンスを感じる髪質であるなら…こんなことで悩むことも無かった。
いや
今のままでも良い。
このままでも…せめて月に一回のカットでなんとか回る髪質だったら、インフルエンザ明けに片モミアゲの“意図しない不思議ちゃん”みたいなオジサンにはなっていなかったのに、と思いながらの日々でした。
『髪の毛は普通一ヶ月で約10㎜くらい髪は伸びるけど…ナチョパパさんの場合は15㎜~18㎜はいってそうだし、そこまでいってなくても生え方がどうして伸びた感じに見えちゃうよね(※説明すると生え方が爆発系というかウニ系というか)』
もう36年とか37年とか…そういう付き合いの美容師さんなので、本来の髪の癖とか、好みとか、後退し出した生え際だとか、コシの無くなった髪質だとか…そういう全てを理解しているわけです。
だからこそ〝3週間目の応急処置〟を教えてくれたし、それでもセルフカットを躊躇う僕の背中を押してくれたのが…このひと言。
『(刈り上げに)失敗しても1週間あれば4㎜ぐらい伸びるから大丈夫、なんとかして上げるから。失敗しても大丈夫』
心強いじゃありませんか!
美容室にバリカン持ち込んで、他にお客さんがいる中、刈り方を教えちゃうということは、レストランに材料持ち込んで、お客さんが他にいる横でレシピごと料理を教えて貰っちゃってる感じに近いわけです。
本当だったら営業妨害か!って話なんですが(笑)
でもまさか片モミアゲを切り落とすとは思ってもみなかったでしょうけど。