ダメな人 1
- Day:2011.08.31 23:59
- Cat:独り言
@大曲(花火大会) 実は…花火で浮かび上がる人影が美しいのだ
サザエさんでほろ酔い加減の波平さんが、千鳥足になって折り詰め片手に「帰ったぞぉー」って玄関で大声を上げる…シーンがありますよね。基本的には「ほのぼのしたシーン」として描かれているシチュエーションです。宗教的な縛りが無くアルコールに規制の無い国でも「酔っぱらい」については、とても厳しい目線を向ける国って結構あるのですよね。
そう言う意味では、アメリカも基本は酔っぱらいに対する目は厳しい。クダを巻いて、千鳥足で、どこかに嘔吐なんかしたら…その人の人間性は疑われて、社会的な評価はガクッと下がっちゃう事だってある。
因みに、泥酔して街中で奇声をあげたり、クダを巻いたりするだけで法に触れる国もあるので(厳密に言うとフランスなんかもそう…実際に逮捕者が出ているのかは微妙ですが)、国民的な「ほのぼの番組」でしかも「ほのぼのとしたシーン」として使われたりはしないと思うのです。
「波平さんの千鳥足泥酔」のシーンも昔の日本人の感覚(価値観かも知れない)では「悪」のシチュエーションではなく、むしろ優しい目線で捉えていたという…象徴的な事柄として捉えられるのではないかと。
でも最近は…そうでもないのかも知れない。もちろん「飲酒運転」はもっての外だけど、以前よりも街中で見る酔っぱらいが少なくっているように思うのですが、如何でしょう? だらしなく倒れ込んでいる人も、いない訳ではないけど随分と減っているように思うのです。まあ不景気で外で泥酔するほど飲む事が出来ない…って要因もあるのだと思いますけど、折り詰めのお寿司を片手に泥酔するダメな人を許容しなくなってもいるのじゃないかと。
つづく…