2011年探検隊第一弾 ここがぁ~篇
- Day:2011.01.26 22:18
- Cat:独り言
今になれば分かるのだけど、まさかこうも『地図を読み解く能力』と『地図を書く能力』が違うものだとは思ってもみなかった。
たまたま娘は小学4年生で、最近『地図』を勉強したばかりだから、彼女が地図を読めることは知っていた。テストでも特に問題は無かったし、ぼくが見てもかなり正確に『地図』そのものは理解している事は分かる。
その彼女が『リアル地図』が書けないのだからビックリした。
まあ親バカ要素も多分にあるけど、彼女の体内GPSはかなりの精度を持っている事を知っていただけに…驚いたのだ。
で、
『リアル地図を見ながら探検をしてみよう!』と言う話になったのだ。そうすれば「知識」と「感覚」と「実地」のマッチングが出来るかなぁと。

@上野 えっとなんの建物だったかな…(^_^;ゞエヘッ
※法隆寺 宝物館
1月8日土曜日、快晴。
普段の土曜日なら娘の学校は休みなのだが、今年は曜日の関係からイレギュラーな形で始業式が午前中にあった。
始業式終わりを待って、そのまま恵比寿へ行き昼食を摂りながら『どこに行くか?』という算段取り、初めは”帝釈天で草もちを食べる”…と言う話になった。
が、
この日の東京・・・えらく寒くて。何度も乗り換えて行くには…ちょっと根性が無く(苦笑)、考えている時に書店で見た『谷中』(”やなか”と読みます)の文字に惹かれて目指すことに。恵比寿駅から上野までは地下鉄で行けるなぁ~程度の知識で決定。
で本日の目標は
『谷中に行って和スウィーツを食べちゃおう』ということになったのだ。
もしかしたら・・・東京メトロの位置関係が全く分からない方もいらっしゃると思うので…ここでメトロ地図(←クリックしてね)を。
ここを開いて日比谷線というグレーで識別されるボタンをクリックすると…日比谷線だけが浮き上がって見えます。是非ご覧下さいm(_ _)mペコリ
もちろん、本来の目的は『地図(知識)』と『体内GPS(感覚)』と『リアル(実地)』を融合させるって事だから、恵比寿駅から「地図の見方」は始まっていて…まずはメトロの『路線マップ』を読み解く。
『僕等が行きたい所は上野』『僕等が今いる所は恵比寿』さあ~どうやって行く?と、まあ至ってシンプルな謎解き。路線地図を見ながらナチョに経路を見つけさせる。
実は僕自身、普段日比谷線の一部しか使わないので、途中まで日比谷線行って銀座駅(日比谷)辺りで銀座線に乗り換えば、上野まで行けるなぁ~程度の知識しかない。まあどちらにしても何通りかの行き方があるだろう…ぐらいに考えていたのだ。
でも娘が…『日比谷線で一本だ』と言い、半分ガックリしながら(乗り換えも勉強になるでしょう)…上野に向かうことになったのだ。

@藝大 鬼瓦に日が当たってちょっと良い感じだった…
一般的に「上野」と言うとどんなイメージなのだろうか? 僕はどうしても「東京藝術大学」が浮かぶ。
と言うのも、専門学校に通っていた時のクラスメートに素晴らしいデッサン力と、コスチュームドローイング(デザイン画を描く事)に長けた級友がいた。
入学当時…僕はまさか自分が美術系のスキルを要する職業を目指すと思っていなかったから「学校(高校)の授業以外で絵を描いた事が無い」…と言う有様で。その状態で級友の絵を観た時に額然としたのだ。普通の学校に行っていないので分からないけど、基本専門学校のクラスメートは友でありライバルでもある訳です。戦う相手のスキルが将来には手が届くのかどうかも分からないほど、歴然とした差があるのを思い知ったのだ。
ところがその『凄い』と思ったその級友は、藝大を目指して多浪(=受験に失敗して浪人を繰り返す事)をしたと聞いて…頭の中には『藝大=超難関=雲の上』的なイメージが出来上がってしまったのだなぁ。あの彼が受かることのない世界とはどんな所だろう…という様な畏怖の念とも言えるような感覚だった。
あっいかん…今日でこの話を終わらせようと思ったのに…最終回は次回へ
永らく放置状態でスイマセンでした。今日から少しづつブログ復活致しますm(_ _)mペコリ