鏡の誘惑 Vol,2





たぶん何度も重なる偶然は、時として必然なのかも知れない。







 初めてこの駅に降り立ったのは、友人が住んでいたから・・・という理由。
その後は彼の紹介で出会ったガールフレンドがこの町に住んでいて、やがてデザイン学校に
通うようになって、その時のガールフレンドもこの町に暮らしていて、この駅を使っていた。

そして、今年で13年にもなる忘年会をするデザイン学校時代の友人も、
この駅のすぐ傍に住んでいて・・・。


そうやって考えると、ぼくの人生の最も重要なキーマンになる人達が、JR、私鉄、メトロ、
都営地下鉄など東京に星の数ほどもある無数の駅の中から、この駅をまるでピンポイントで
選ぶように関わりながら、記憶を形成している事を思うと、やはりこの駅に関わることは
「単なる偶然」と言うには無理な気がしてしまう。


度重なる「偶然」は、「必然」なのかも知れない・・・と。


            駅のディティール
                               @表参道 『駅』






その日は所用で久しぶりにこの駅に降り立った。そして随分と様変わりした様子に
ビックリしてしまった。
何しろぼくの人生の大半の記憶の舞台であるこの駅が記憶とは全く違う様相を呈していたから。

馴染みだった洋品店もなくなり、駅の構造までも少し変わっていて、今ではどこの街にもある
チェーン店のシアトル式コーヒー店になっていた。 でも当たり前かも知れない。

何しろこの10年で空き地だった場所に、超高層マンションが建つぐらい様変わりをする
町もあるのだから。



約束の時間まで、まだしばらく時間があったので、ぼくは「小さくて大きいショッピングビル」
へと向かった。
建物の外観は、少し煤けた感じにはなっていたけど、当時の印象のままそこにあった。



時間を潰すつもりで入ったので、特に何をしたいと言うこともなくブラブラと辺りを伺うように
歩いていると、やはり内部は大きく変わっていて、所々にある「記憶の欠片」とつなぎ合わせる
ようにして、一階から二階へと足を向けた。

エスカレーターを上りきった踊り場には、ゲームコーナーがあるはずだった。
しかし実際には物悲しげな空間が広がっていて、どこの店舗のものだか分からないが、
空になった段ボールがひらきにされて、数枚束ねて置かれていた。

それを見るだけでも、ショッピングビルの置かれた立場が垣間見られるような気がした。


そのただ広い空間を左に曲がると、クレオパトラの店があるはずだ。

正確には何という名前なのか分からないけど、「クレオパトラの店」と心の中で呼んでいた
あの店だ。
ゲームコーナーが無くなっていると分かった時、角を曲がった所にあるクレオパトラの店の存在を急に思い出したのだ。

歩みを早めて、防火壁になっている鉄製の壁を曲がった。


            何を思ふ
                @南青山  骨董通りから一歩入った場所にいたアンドロイド






「贈り物ですか」


クレオパトラの店は丸で記憶の中を逆戻りしたように、何も変わらずにそこにあった。
当時と同じように、店には誰も客がいなかったのも、ぼくの記憶を瞬時にリアルな過去に連れて行ってくれた。 もちろん店内にある物は、この30年の間に違う物に・・・何一つ当時の物は残っていないだろう。 でも店の構造も、店内の一番奥にあるカウンターも、当時そのまま2010年に再現されたように、 そのままだった。

 「贈り物ですか」

その声がした方向に顔を向けたぼくは、思わず声がでそうになった。
「クレオパトラの店」の由来にもなった、当時の店員がまるで時間が経つのを忘れていたかのように、その場にいるのだから。


 声を掛けて来た彼女は、少しだけ微笑んでいた。
ぼくは即答が出来ないで少しの間を置いてから
「えぇー」
と何とも間抜けな返事をしてしまった。


そんなことは気にも留めないように・・・
「ちょっとお高いでしょ・・・それ」
と言った。

クレオパトラが「お高い」と言ったのは、ぼくの視線の先にある手鏡のことらしい。

この店の多くの物は五千円も出せば買える物ばかりだった。
インド更紗のワンピースも三千円台だし、何かの植物で編まれたらしいハンドバッグも、
「天然石パワーストーン」と手書きのPOPの付いた長尺のネックレスも、
五千円を越える事はなかった。

でもその手鏡に付けられた小さな値札には、青いスタンプの印字でで「48500円」と書かれていた。


 桁外れに高価な手鏡ではあるけど、他の商品と同じように、無造作に置かれていて、
不注意に手に取ってしまうと、一桁0が多いことに気づかないままレジに持っていってしまいそうな。
特別な演出もされずに置かれていたのだ。


            憧
               @骨董通り きっとコストパフォーマンスは良いに違いない…けど




 「随分と高いですね」
と反射的に応えてしまった。

クレオパトラは微笑んで「ええ」と肯くと手鏡の説明を始めた。
その彼女を見ていると、ますます30年前のクレオパトラのことを思わずにはいられなかった。 常識的に考えれば何人も変わったアルバイトだか、社員だかが、たまたま30年前の店員に似ていた
って事なのだと思うのだけど、怖いくらい記憶の中のクレオパトラと似ているのだ。

「裏側の刺繍は全てハンドメイドで、一つとして同じ物はありません。持ち手を含めてその周りは純銀製なので、時々銀磨きで磨いていただく必要があります。どうしても酸化して黒ずんできてしまうので。今は独立してタジキスタンという国名になりましたけど、タジキスタンがまだソビエトだった頃に作られたものだと聞いています。」

目の前にいるクレオパトラは、ぼくが30年前のことを考えているとは知らず、ただただ丁寧に説明をしている。


話を聞いている内に、30年前のクレオパトラの顔が記憶の中からドンドン薄れて、
目の前の彼女の顔と当時のクレオパトラの顔と置き代わってしまったような錯覚。

なんだかちょっと不思議な時間だった。

すると彼女は興味深いことを口にした。

「更にもう一つ言い伝えられているのですけど、もう期限が過ぎてしまったので、そろそろ値段を下げないといけないのでしょうけど・・・」

とクレオパトラ。いやニュー・クレオパトラ。


「 期限?」

「はい。これはまあ言い伝えというか、この手鏡のいわれみたいな物なんですけど、タジキスタンという所はモンゴルに隣接しているので、その文化的に影響を受けているらしいとかで。で、そのモンゴルにも日本と同じように干支と同じようなものがあって…干支に関する言い伝えらしいのですけど…」










という所で、続くのであった…




東京春一番




今日はとても暖かかった…東京です。

皆様のお住まいの地域はいかがでしょうか? 三寒四温ではないですが、この時期は
『春』を思わせる日が続いたかと思うと、いきなり『真冬』に戻ったりしますから
油断は出来ませんが…。

週間予報でも土曜日、日曜日は気温がぐっと下がる…と言う事なので、この数日の春の陽気を
心行くまで楽しみましょう。


さて本日は朝に商談があって、更に午後から日本橋で商談…その後で渋谷に行って
観劇をしました。
コクーン歌舞伎の演出家として有名な串田和美さん出演/演出の『上海バンスキンズ』
観に行ったのです。

単純な観劇ではなく、仕事絡みだったのですが…舞台はしっかり見ました。


第一次世界大戦時の『上海』が舞台の作品で、16年ぶりの再演でした。
16年前に惜しまれつつ、一旦上演を止めて…再演の声が多い事からのアンコール上演で、
初日の今日の時点で、チケットは入手できないほどの大人気の舞台です。


                  今年もマラソンがあるのね…
        @銀座  日本で珍しく上手く行っているイヴェントではないでしょうか?



ぼくは演劇にあまり上手く馴染めない(台詞を言っている俳優さんを見ると、何故か恥ずかしく
なってしまうのです…)のですが、モチーフになっているのが、当時の上海で泡沫の夢が如くに
咲いた『日本のジャズシーン』の話なので、演者の演奏する生演奏のジャズがあり、
そこに気持ちをアジャストできる気持ち良さがありました。


今では有名になってしまった小日向文世さん笹野高史さんが出ているのですが(名前をクリックして
頂くとリアリティーが出るかと思います)、その演奏はお金を払うだけの価値がある…
と言うか、当時一世を風靡したお芝居だと言う事がよく分かります。


ただ…終わったのが、10:00p.m.過ぎていたので、ナチョには辛かったらくて…帰りの
タクシーの中ではもうグデングデンでした(苦笑)



昼間はあんなに暖かかったのに、夜はさすがにグッと気温が下がって…『まだまだだなぁ』って
春一番を待ちわびているナチョパパであります。


本当は帰って来たら、まずリコメント…と思ったのですが、今日は朝からあっちに行ったり
こっちに行ったりだったので、コメントは拝読しているのですが…リコメントが
まだ出来ていません。


明日以降…しっかりりコメント致します。またご訪問も併せて行いますので…もう少々
お待ち頂けると有難いです。



それでは…良い夜をお迎え下さい。



ナチョパパ


お蔭様で…




いや~昨日のdancingママのバランス崩れによって、パソコンの調子が悪くなった
一件ですが、お蔭様で本日アマゾンで買ったソフトで、無事復旧致しました。

raouさんから『復元ポイント』を教えて頂いたのですが…これがやはりダメで、
『あーこのまま、雪崩のようにドンドンおかしくなったらどうしよう…』
って不安だったのですが、取り敢えず事なきを得たようです。


もっともきっとHDDに破損個所があることは否めないので…遅かれ早かれ、
パソコンがおかしくなる…って事は充分考えられるのですけど。
※以前、同じような事があって、その時も復旧できたものの、他の部分も段々おかしくなって
 結局ある日突然ダメになった事があるので…、今から心の準備だけはしておこうと
 思っています。
 lanihoniさんからのコメントにありましたが、やはり他の家電と違ってパソコンって
 デリケートなので…逝く時は逝っちゃいますから、ここで悩んでも仕方ない…と
 思っています。



               時代がどこかにスリップする…
             @月島商店街  ちょっと良いでしょ…何んとも昭和の香りがして






オリンピックですが、激しいスポーツだけじゃなくて…たとえばカーリングも、やはり見ていると
ナショナリズムが喚起されますよね。

でもふっと思ったのですが…『盛り上げる為』、と言うのは分かりますが、オリンピック前の報道
って…ちょっと大げさに選手を持ち上げ過ぎませんか?


いや、文句を言っている訳じゃないのです。
ただ本当の世界的実力を知らされていないから、異常など『結果』を期待しちゃう状態で見るので、
『自己最高記録』をとりながらも順位が入賞も出来ない選手を見ると…、選手の方もなにか(結果として)
重い「自己嫌悪」とか「自責の念」みたいなものを感じさせてしまうと思うのですよ。

観ている私たちも…ガックリ度が大きくなるし。


だって、もうあたかも『金メダルがすぐそこにある』的な報道されるじゃないですか。

でも実際には…日本では凄いですけど、世界ではもう全くダメですぅ~って事が、試合の後で分かる
じゃないですか。なにかこの辺のギャップをもう少しちゃんと埋めておかないと、選手たちへの風当たりも
結構強くなるのではないか…って思っちゃうのです。

だって…本当は世界10位以内に入れるって事だって、充分に凄いのに『メダル確実』って誤解を
生むような前フリがあるから…。ハードルが凄く上がっちゃっている訳です。

中学生のスケートの女の子なんか、きっとあれだけ持ち上げられて、今回の結果を見ると
皆冷めちゃうだろうなぁ~…と。

すると当然、彼女だって気づく訳です。
なんかそれって凄く可愛そうな気がして…。まだ15歳で上げられたり下げられたり。
そんなに若くて周りの対応がコロコロ変わるのって、子供の心には相当ハードだと思うのですけど。

ただひたすらに『よく頑張った』って言ってあげたいと思う…ぼくです。





そして次回はからはちょっと考えた方が良い…と思うナチョパパでした。







申し訳ありませんが、誤字脱字にお気づきの方いらっしゃいましたら、鍵コメで構わないので
教えて頂けると大変助かりますm(_ _)mペコリ

dancing ママ クラッシャー



今日も東京は快晴でした。ただ風はちょっと冷たくて…『春だなぁ』とは思い辛い日
ではあったのですけど。


いや~オリンピック、一生懸命頑張っているのですが…なかなか金メダルには手が
届きませんね。
民族的な肉体の優劣かとも思いきや…韓国勢のとても優秀な成績を思うと…
そればかりとも言えませんし。

本当に立派ですよね。もうスケート系の成績を見ると、これは日本も国策として
きちんと予算を付けて、トレーニングしないと、ドンドン差が開くばかりだと思います。


どこか北海道の原野を切り開いて、世界最高の一大トレーニングセンターとして、
巨大『ウィンタースポーツセンター』を作っちゃう。

もちろん日本選手もトレーニングしていますけど、海外の選手なんかの遠征も受け入れて
(その場合、有料なんですけどね…格安で…)そこそこ収益も上がれば…良いのじゃないか?
って思うのですけどね。

海外選手の分も無料にしちゃうと…施設としては、収益が全く上がらなくなっちゃうから。
蓮舫さんに怒られちゃうし…。

 
                何かちょっと正しい商店街って感じする光景だった
              @月島商店街  なにか昭和の正しい商店街…と言う気がした




 今日の午後、ナチョは家内の実家に遊びに行っていて、ぼくと家内は部屋でパソコンをしたり
本を読んだりしながら、だらだら過ごしていました。

久々に休みの家内は、朝一から掃除だのなんだの『ずっと気になっていた事』と言うリストを作って、
掃除(拭き掃除も含む)や書類の整理などを片っ端からして、
『あースッキリした』
と言うと、娘の靴下に名前を刺繍したりして…のんびり過ごしていた訳です。


ぼくはと言えば、オリンピックを見ながら昨日撮った写真の現像をしていたのです。
テレビがコマーシャルに入ったので、コーヒーを飲もうと台所へ行ったのですね。
すると…テレビから『ゆず』が歌う

√越えてぇ~ 越えてぇ~ 越えてぇ~♪(naokoさんに教えて頂きました)

って曲が流れたのです。
このCMもしくは、歌…皆さんご存知でしょうか?


その時、何を思ったか家内が刺繍の手を止めて…突然、ソファから立ち上がってテレビから流れる
浅田真央の映像宜しくクルクル回転したんです。


ぼくはパソコンの閲覧ソフトで、昨日の現像分も含むサムネイルを表示したまま、
キッチンに向かっていたのですが、その様子を観ていたら…突然家内はバランスを崩し…
開いたままのパソコンの液晶部分にガンッと手をついて…取り敢えず倒れずには済んだのです。







手を付いた時に…画面がキュゥ~と小さくなるように…そう昔のブラウン管のテレビの電源が
OFFになる時のような…嫌な挙動をしまして(T_T)ナミダ

あっ!!と思ったら、もう元に戻っていたのです。


                バス停で待ち時間…も楽しい…
      @虎ノ門  冬の休日の官庁街のバス停は寒々しい  でも楽しい探検隊





焦って…パソコンを覗き込んだのですが、特に問題はなさそうでした。

ただ開いていた画像ソフトは何故か強制的に閉じられていて…うん?と。


データは大丈夫だろうか? デスクトップ上のソフトのアイコンをクリックするのですが…
反応がない。・゚・(ノД`)・゚・。トホホ


どうやら開いた状態で、HDDに衝撃があって…その部分がクラッシュしてしまったようで、
他のソフトでは画像データは開けるのですが、その一番メインに使っているソフトだけは…
どうしても開けなくなってしまいました。・゚・(ノД`)・゚・。トホホ


あっ!開けない…と家内をにらんだのですが…家内の方がショックらしくて(((o^∀^)oアハハ
大丈夫だよ…と言って、修復を試みるも全くダメで。
しかもこのソフト…ダウンロードで入手した為に、再インストールって出来ないのです
。・゚・(ノД`)・゚・。トホホ

仕方がないので、再度ソフトを製品版で買いました(^_^;ゞエヘッ


もしかしたら他の部分もどこかクラッシュしているかも知れませんが…まあそれは今後の挙動で
確認して行くしかないですぅ。


                なにか怪しげな感じがまた良い
                @神田   実はここはその先に魔法の国があるのです…(;^_^Aエヘヘ




やっぱり家内の為にも、北海道に好きなだけ回転できるような…施設を作って欲しいなぁ~と。

オリンピック選手と、海外からの遠征を受け入れる施設と、家内が自由に回転できる施設を…
作ってはどうかと…(((o^∀^)oアハハ




さて来週(今週?)のフィギュア競技…どうなりますかね? 
キム・ヨナ選手にも頑張って欲しいですが、やはり浅田選手になんとか勝って欲しいと
思ってしまいます。

とっても良いライバル関係で、見ていて楽しいです。どうか頑張って下さい!!!






誤字脱字を発見された方がいらっしゃいましたら…鍵コメでお知らせ下さいm(_ _)mペコリ

今日はナチョ探検隊




今日の東京は朝から気持ちの良い快晴で、朝の9時の時点では5℃でしたが、
お昼には10℃を越えて…ここのところ、一桁気温だったこともあって気持ちの良い
土曜日になりました。
家内はしっかり会社があったので、ぼくとナチョはお出掛けを…そう『ナチョ探検隊』です。

やはり冬の寒い時期はなかなか腰が重いので、久しぶりに…二人で交通機関を使っての
お散歩です。


ぼくは行きたい所があって、まずはそこに行ってから…どこか適当な路線バスに乗って
移動しようと言う事だけ決まっていての探検隊です。

まずは自宅近くのバス停から日比谷に向かいます。


ところが…ぼくが行きたかった場所が、上手く見つけられなかったことから、
あまりの寒さにスタバに。
このブログでもお馴染のnaokoさんのご紹介にあったスターバックスの『さくらフェア』に行きたい…と
思っていた事もあって。


そして飲んでみました…桜スチーマーと言われる桜フレーバーの入ったホットドリンク。

どうだったか?って??


  ここが…
         @東京駅 ここが鳩山兄弟の思い出の地か…   何の感慨もないな…





ぼくはダメでした…なにかどこか南国のリゾート地で漂う芳香剤とか、ルームコロン、
ルームフレッシャーのように感じてしまって…。
万人受けするものじゃないと思いますが、好きな方もいらっしゃると思うので
『美味しい』か『不味い』かって判断できないのですが。


見た目の日射しよりも気温が低くて、体が冷え切っていたのですが、スタバでしっかり
温まってから「経済産業省前」から、東京駅丸の内口行きのバスに乗って…そのまま東京駅へ。
そこから晴海(湾岸地区)の方へ行こうと思ったのですが、築地市場を越えて、
勝鬨橋(カチドキバシ)を渡った時、
昔ここに住んでいたんだよ…と言う話から、自分が生まれた時に住んでいたマンションが見たい
と言い出し…急遽、探検隊は行き先を変更。

生まれた時に住んでいたマンションに向かいました。



以前にも話しましたが、新婚時に住んでいたマンションは『無機的』&『夜景が綺麗』って事が
最優先で選んだものでした。

10階建てのマンションの前には全く建物がなく、運河に挟まれて建っていたことから
レインボーブリッジが端から端まで見渡せて、東京湾花火大会は『特別地域』※1に入ってしまう
ほど近くで観る事が出来て…。
最高の場所だったのです。

何しろ駐車している車のセキュリティーアラームが、花火の爆風で鳴り出すのですから。
※1)特別地区と言うのは、辺り一帯が封鎖されて…車も人も入れない地域なのです。
   居住者だけは警視庁から特別のパスが出て、それを車のフロントガラスに貼ると出入りが
   出来ます。   何かちょっとVIP感が味わえて楽しかったです。



実はぼくが住んでいたのは1997年~2002年までなんですが、住み始めた時は「陸の孤島」と
呼ばれるほどアクセスが不便な所だったのです。銀座からタクシーなら1メーターか2メーター。
歩いてはもちろんのこと、自転車でも15分掛らない場所に在りながら…陸の孤島だったのですね。


それが2000年だったか…大江戸線と言う地下鉄が通ってからメキメキと発展し、
空き地だった土地は超高層マンション(60階建て)が二棟も建って、
住んでいたマンションは…なんだかとても小さく感じるようになっていました。


しかもそこだけじゃなく、ありとあらゆる空き地だった場所には 高層マンションが建って、
古かった公団の団地も高層化して新しいモノに変わっていました。


                なにか落ち着く…
             @銀座  一羽の鳩が青い空を優雅に舞っていた  その光景に目が奪われた






ナチョは『全然覚えていない』…と自分が2歳まで住んでいたマンションを見上げてました。

総大理石の外壁を持つマンション…当時はとてもリッチに感じたのですが、
今は巨大高層マンションの脇に建つ小さなマンションになっていますから…
『良いマンションだった』って以前家内と話していた事を覚えていたらしく…相当凄い
マンションを想像していたらしいのです。

だから…ちょっと肩すかしを食らったような微妙な感じでした。

今でも充分綺麗なマンションでしたが、確かに目の前にあれだけ高いマンションがあると、
霞んで見えました。


『今度はこっちの大きなマンションが良いなぁ~』と(((o^∀^)oアハハ




その後、月島まで歩いて行って、もんじゃ焼きを食べて
(関西の方には許されない…と思いますが(苦笑))
勝どき駅から大江戸線に乗って勝どき→青山一丁目→表参道と自宅に戻りました。

家に帰るとナチョは日記を書き、今までの探検で一番楽しかった…と書いてくれました。
でも…毎回同じような事を書いているのですけどね(((o^∀^)oアハハ



そうそう、本当かどうかは分からないのですが、勝鬨橋から歩いて月島商店街(もんじゃ焼き街)に
向かっている途中にナチョの言葉

『全然覚えていないのだけど、なんか懐かしい感じがする…この街。なんか住みたいなぁ~』って。


君がここにいた頃はまだ『ベビーカーの中だったのだから…』と思いながらも、
いやもしかしたら脳の片隅に毎日…本当に雨の日も風の日も、ママがお散歩に連れて行った事が
潜在意識として残っているのかも知れないって…思ったりもして…。


『目から入ってくる情報は赤ちゃんの脳の為に良いですよ』
…と言われた一言で、君が歩けない時は毎日ベビーカーでの散歩をしたママですから。
その中から眺めていた景色なのですから…。

運河の街…はナチョの原風景になりうるのかも知れません。
尤も…超高層ビル・マンションによって大きく変わってしまったし、これからも変わり続ける
のでしょうけどね。

   運河を越えて
        @勝どき 数少ない1997年の面影を残す風景 なんだかお洒落な街になっていたので…






なるべく早く…『鏡の誘惑』の続きを書きますね(^_^;ゞエヘッ なかなか構成が難しくて…。
ガガアーと書いてバッサリ削除したりして…。話のキャラクターがしっかり決まっていなかったので、
なんか『何書いているの?』って文章になってしまって。

もう暫くお待ち下さい。




お願い:
誤字を見つけた方…鍵コメで教えて下さいませm(_ _)mペコリ



鏡の誘惑 Vol,1





その店は私鉄沿線の駅前のビルの一角にあります。
あまり詳しく書いてしまうと、どこだか分かってしまうので、詳しくは書けませんが。

なんの店なのか、一言では言えないのですが・・・多分「オリエンタルショップ」というのが
正しいのだと思います。


店内は雑然と商品が並びます。

インド更紗で作られたイージーワンピースや、民族的な刺繍がされたサンダルとか。
店のほぼ中心にある一畳ほどのローテーブルには、「天然石」と手書きのポップが付いた
ネックレスや、粗く織られた麻のスカーフ。

そして何やらアラビヤ文字らしき説明書のついた「お香」など。

様々なものが売られている小さな店です。

            万国共通
         @麻布十番  ダメです…って強く否定されている感じを受ける…良いデザインです。





新宿から各駅停車でも、そう時間が掛らずに着いてしまうその駅は、北口も南口も一つの改札から出ます。
北も南も一緒の出口なんて不思議な感じだけど、改札を抜けたら右へ行けば北口、左に行けば南口
ってだけなのですけど。

北口は隣接した駅ビルを抜けると大きな国道に面していて、その国道を渡れば商店街が並ぶ
人通りの多いエリア。
逆に南口は古い雑居ビルが隣接して、その一階部分には小さなドラッグストア、旅行代理店、
そして喫茶店が入っています。

南口と雑居ビルの間には、細い通路のようになっていて放置自転車が所狭しとあります。
人はそれを避けるように歩いてるのです。

放置自転車だらけの通路を、数十メートル歩くと垂直に一本の通りにぶつかり、
はす向かいに小さなそして大きなショッピングビルが入っているのです。




小さく大きなショッピングビルって言うのも、おかしいのだけど・・・
駅前は高層化しているビルの中に、地上二階、地下一階の建物だと、とても小さく感じるのです。
決して古い建物ではないのですが、低層の作りなのです。

その小さくて大きいのショッピングビルは、地下が広い食料品売場、一階には大きな書店と銀行、
レストラン。チェーン店のクリーニングやにファストフードのハンバーがショップ。
二階には文房具屋とゲームコーナーと家電中心の電器屋。


そしてこの「オリエンタルショップ」が入っているのです。


ビルの中には多くのテナントが入っている事からも分かるように建床面積は狭くないのですけどね。
だから「小さくて大きい」としか言えなくて。



高校生の時、友人の家に初めて立ち寄ってから、30年近い年月が経って、先日久しぶりに…
そう20年ぶりぐらいに行く事があったのです。

長い月日の中で、周りのテナントが様変わりしていましたが、オリエンタルショップは全く雰囲気を
変えないまま、殆ど店舗の内装も変わらず、小さな大きなビルの二階の一角を占めているのです。


   中に入ってみたい
   @お台場 おだいばの『だ』の字は、丁寧語の『お』が付くので鼻濁音では無く濁音で発音します。





初めて行った時からカウントすれば、30年間変わり映えのしないオリエンタルショップ。
さぞかし人気のショップ化と思われがちですが、実は一度も客が入っている所を見た事がないのです。

商品も季節によって置かれる物が違う・・・という事もないからかも知れませんが、
店先に立つと、一気に30年前のあの時の感覚になるほど…何も変わっていないのです。

勿論、商品は新しい物になっているはずですが、オリエンタルな商品に大きな変化はないようで、
店の前に立つとまるでタイムスリップした不思議な感覚になるのです。


そして


そんな気分にさせるもう一つの理由が、


いつも静かに店内にいる店員です。



僕も思わず息を飲んだのですが、30年前初めて行った時にもショートボブで、店内で売られている
ようなインド更紗のロングのフレアスカートを着ていて、胸元にキラキラと光るスパンコールが付いた
Tシャツの女性が、まるであの時から変わらないようにいるのです。



どうしてその店員の事を憶えているか。

当時、若い女性アイドルの髪型が一斉を風靡していて、当時ストレートのショートボブって
逆に目立っていたのです。

ボクは勝手に『クレオパトラ』と心の中で呼んでいて、ビックリするほど整った顔つきの20歳代半ばの
クレオパトラを覚えていたのです。


20年ぶりに訪れたオリエンタルショップにも、まるで記憶の中から現れたようにクレオパトラがいる。
ぼくだけは一方的に白髪になっていて、その全く歳を取らないクレオパトラを見たのですから、
それはビックリもしますよ。


商品の品揃えからも、高校生だったぼくは全く縁遠い店だった『オリエンタルショップ』。
綺麗なクレオパトラはいつも店の奥かの小さなレジカウンターの横に座っているか、
店内でテーブルの上に置かれた商品を綺麗に並べたりしていて、結局一度も言葉を交わす事無く
今日に至るのですけど。


20年ぶりにこの小さくて大きなショッピングビルの、クレオパトラのオリエンタルショップに
入ってみたのです。


そしてちょっと不思議体験をするのです。








って言う所で…今日は終わります…続きはまた次回(*’-’*)エヘヘ

少し違う世界で暮らしてみる



朝からしとしと雨が降っていて、おまけに気温が低くて・・・。
先月の後半にあった「春のような日々」が嘘のように、しっかり冬の東京でした。

みなさまがお住まいの地域はいかがですか?

今年は暖冬だと聞いていたのですが、こころさんのお住まいの新潟では26年ぶりの大雪でしたし、
kirageegeさんやtomatoさんがお住まいの仙台の降雪情報も聞こえてきます。

ぼくの住む東京のこの冬の平均気温がどのくらいだか分かりませんが、
決して暖冬だとは思えないのですが。


今日はその寒空の中、娘の矯正歯科に行ってきました。
やはり若い時期に始めたので(といっても適齢期だったのですが)、歯並びも綺麗になりました。
最終的には…4月ぐらいまで、器具を装着しているのですけどね。

そもそもが『コンマ数ミリずれている程度だから…あとは親御さんの意識の問題』
って言う範囲の矯正だったのですが…。

あとは奥歯まで生え揃わないと、完全!とは言えないので…ケアをしながら奥歯が生え揃うのを
待つって感じになるそうです。

    街
               @新橋  俯瞰した街は時々頑張っている誰かを感じる事がある






相変わらず寝しなに本を読んでいるのですが、ぼくにしては珍しく2ヶ月以上掛けて
読んでいる本があります。
ひたすら読み続けて2ヶ月以上かかっているというのではありません。

途中に違う本を読んだり、全く手を着けなかったり・・・。
それが短編小説なら、まあそういう読み方もあるかも知れませんが、これはれっきとした
長編小説で・・・まあ小見出しのタイトルごとに、一応のまとまり感はあるのですが・・・
それでも、普通の感覚から言えば「一気に読むべき小説」なのです。

でも・・・独特のリズム感のあるこの小説。

何かガツガツどんどん読み進むよりも、時間のある時に気が向くところまでゆったりと読んで、
一段落終わったら、ゆっくり本を閉じて、「また続きはゆっくり読もう」って感じにさせるのです。

それがこれ。


それからはスープのことばかり考えて暮らした (中公文庫)それからはスープのことばかり考えて暮らした (中公文庫)
(2009/09)
吉田 篤弘

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実はこの小説は、前回ご紹介した「つむじ風食堂の夜」吉田篤弘著 (ちくま文庫)の
実質、第二弾で、主人公の暮らす町の設定が、そのまま反映されていて・・・実に幻想的で
ロマンティックなのです。

読んでいると、どこか次元も、時間も、飛び越えた、もう一つの世界…もしくは、もう一つの
地球があって・・・。
そこでも今ぼく等が住む現実の世界と同じような世界がちゃんとあって・・・その世界での話みたいな
感覚になるのです。

ところが・・・文中には「決して過去でない」と思えるようなアップデイトされた情報が
ちゃんと盛り込まれていて(例えば携帯電話が出てきたりすると・・・)何か物語が急に
「あっこれって今の話なんだ」って再認識する感覚があるのです。


全体を通して流れている時間の感覚とか、物語のトーンとか、静かな音の感覚とか、主人公を含む
登場人物の世界観が、実にメルヘンというか…ポエティックなのです。


              その扉の向うに…
                       @麻布十番 はい。小さい方のドアからお入り下さい。






映画も良いけど…時には本の世界にどっぷり浸かるのも悪くありませんよ…(^u^)ウン

もし皆さん、今ちょうど手持ちの本が無くなった…という方は、まずは第一弾の

つむじ風食堂の夜 (ちくま文庫)つむじ風食堂の夜 (ちくま文庫)
(2005/11)
吉田 篤弘

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をお読み頂いて、続いて…この『それからはスープのことばかり考えて暮らした』をお勧めします。
きっと疲れた心に優しい時間をもたらしてくれますよ(^u^)ウン











いつかのあの日  Vol,2 (終 話)


妹から電話が入ったのは、まだ仕事が始まったばかりの午前の早い時間だった。

『お父さんが倒れた。今は病院にいるので何か分かったら電話するから携帯を持っていて欲しいのだけど…』


かなり状況は悪かった。
中年以降 糖尿病と高血圧で大量の薬を服用していた父は、腎臓に大きな負担を掛けていたらしい。
大きな負担は、やがて…つまり遅かれ早かれ『透析は免れなかった』という事らしい。

高齢になるまで仕事をしながら、半年置きに受けていたドッグの結果を知りながらも、体だけじゃなく
心も仕事から離れられなかった事もあり…状態が良くない事が分かりながらも、治療に専念できなかったのだ。


腹水と言うのだろうか? 一日にペットボトル一本分も抜かないといられない状態だった。


本当は『シャント』と言われる管を体内に埋め込んで、早目に透析を始めれば良いだが、
この時点では手術をする体力さえもないと言う事で、まずは入院して体力を回復する所から
始めなければならなかった。

入院そのものは3カ月を要して、一旦自宅に戻り…それからは摂生に努めながら、
結果として8カ月間の時間を要してシャントを埋め込む手術をした。
思いの外、手術までに時間が掛ったのは、あらゆる感染症をなるべく避けるように、万全を喫したからだ。


そんな時、自宅の階段で母が転落して…左手首の骨折、左眉を8針縫う大怪我をした。
あの年は本当に厄年だったのかも知れない。


父は今現在は、人工透析を受けながらそれでも散歩が出来るまでに回復した。

そして…母の傷も癒えた頃、母にも病気がある事が発覚した。
いたって元気なのに、健康診断の結果の数字が悪すぎた。今も闘病しながら、それでも笑顔は絶やさない。


光と影
  @六本木ヒルズ 影がボーダーのフェンスに当たって美しい。こういうシーンを見つけると嬉しくなる。





ある日、テレビから悲惨な事故がレポートされていた。
とあるタレントさんのお嬢さんが、通学の途中に事故に巻き込まれて…亡くなったというニュースだった。

朝『いっていらっしゃい』と送り出して、間を置かずに自宅周辺が騒がしくなり、
ご近所の方が「娘さんが事故に巻き込まれた」と家に飛び込んで来たと。

事故は最悪の結果を呈した。

娘さんが横断歩道を歩行中に、前方不注意の大型トラックに巻き込まれて、ほぼ瞬間的に命を落としたと
言う事だった。

画面には憔悴しきったタレントさんが映し出されていた。




じつは状況的は我が家だって同じ危険が潜んでいる場所がある。

青山トンネルとコカコーラ本社のある交差点は、不規則な交差点で、信号の間隔やカーブの
見通しの悪さが、巻き込み事故の多さ有名だ。

『うるさいな』と言われるほど、この交差点を渡る際の注意喚起をしてるけど、実際に通学の途中、
娘がその危険をどれだけ認識しているのかが…分からないだけに怖い。

何しろその交差点の怖さは歩行者よりも、ドライバーがどれだけ巻き込みを意識しているので、
事故が起こる可能性がある…交差点なのだ。

その角度が「渡り始めの歩行者」が死角になっている、特殊なものだからだ。



タレントさんの事故が起こってから、一層口煩くなったのは言うまでもない。


              機械のディティールに惹かれる
                @ゆりかもめ  機械の煩雑さは時々ドキリとさせる『美』を感じる




この事故を切っ掛けに、何の前触れもなく愛する者を失う...その恐怖を感じるようになった。

言霊信仰では無いけど、口にするのも怖いようなそんな感覚。もちろん家内も同じ事を思ったのか...以来、
我が家では
『どんな事が有っても別れ際には笑顔でいよう』
と言うのがルールになった。



もしこのドアを出て行ったら、二度と逢えなくなると知っていたら…

もっと沢山話をすれば良かった。
もっと一緒に遊んべば良かった。
もっと抱きしめて上げれば良かった。
もっと一緒にいれば良かった。

と思ってしまうだろうから。




もしこの電話が最後の電話になると分かっていたなら…

ぼくは優しく話しをしていただろうか?
ぼくはきちんと話を聞いていただろうか?
ぼくはきちんと答えられただろうか?

と悩んでしまう事もあるだろう。



もしこれで最後だと言う事が分かっていたら…

寒くても怠くても、自転車で遊んで上げれば良かった。
疲れていても眠くても、本を読んで上げれば良かった。
最後のぼくの顔は笑顔でいただろうか?
最後にぼくは良い父であっただろうか?


と後悔してしまうのではないだろうか?



それは妻にも両親にも、友にも、そしてぼくを支えてくれる多くの仕事仲間にも、等しく同じように…
笑顔でいられただろうかと。


              光と光景
                              @六本木ヒルズ 主役が沢山ある街   







病気と向き合いながら生きる父と、病気と闘っている母と、ぼくに沢山の幸せをくれる娘と、
その娘と同じように沢山の想いを受け止める家内と、今日のぼくを作ってくれた友人と、
今のぼくを支えてくれる仕事仲間が、いつ『最期の瞬間』を迎えるかは、きっと誰にも分からない。

生きとし生ける者、誰にも等しくその時はやってくるのだから。

だから尚更、どんな時も『別れ際は笑顔でいよう』と思うのだ。





今日のぼくは電話越しに、ドア越しに、ネット越しに、笑顔でいられただろうか?


< 終わり >




いつかのあの日  Vol,1


最近いつも同じような事しか書いてないので、「またかよ!」って感じになのですが、
今週は仕事が多岐に渡って入り組んでいて・・・今一つ落着きが無い状態です。

仕事ってある程度『纏り感』が有った方が、量が多くても精神的には楽に感じますよね。

「勢い」などと言ってしまうと怒られてしまうかも知れないけど、走り出すとある程度までは
「勢い」で乗り切れる場合があるけど、細切れで別々の仕事をすると、リズムが掴める前に
「はい!次のお仕事」と言う感じなるので・・・。

この状態に慣れるまで・・・やはり「春夏」「秋冬」ワンセットで一周しないと難しいかも知れません。


もっともぼくの仕事は、半年置きに「目に見えて」扱う商品に変化があるので、
精神的にはメリハリが付きやすい・・・ので良いかも知れません。

大きな建造物を3年がかりで建てるとか・・・、今年で5年目に突入するプロジェクトです・・・
みたいな事はないですから。


    いつ見ても…海外にいる気になる。
             @レインボーブリッジ  ここから見ていると日本じゃないように思える…そんな景色






娘が「雪の学校」(冬期修学旅行)に行く日の前の晩に、
「朝、行ってきますが言いたいから、明日出掛ける時に起こして良い?」
と聞かれた。
なんだ微笑ましくて「ああ良いよ」と答えた。


約束通り朝になると娘が起こしに来て、ぼくは『いってらっしゃい』をして いつものようにハグをして
ドアが閉まるまで手を振って送り出した。

もちろんたった4日間(4泊5日)ではあるけど、生活の多くが彼女が中心の生活になっている訳だから、
その中心が数日でもいなくなると…生活そのものが、日常じゃなくなる…って感じだろうか。

娘が出て行ったドアを見ていて…最近ふっと思ういつもの考え頭がよぎった。





一昨年…父が生死の境を彷徨うな病気をして、昨年から母が体調が壊した。
父は結果として人工透析を受けているものの、透析さえ受けていれば日常の生活には困らないようになった。
でも二日置きに透析を受けるので、「人工透析専門のツアー」以外では、なかなか旅行にも行けなくなって
しまったのだけど。

母はまだ『調子が良い』とは言えない状況だけど、体の調子を見ながら地道にケアをしながら、
毎日を過ごしている。

時に治療は辛そうでもあるけど、気丈な母は決して笑顔を絶やさないようにしている。
73歳と言ういう年齢を考えればそんなに無理をしなくてもいい…と思うのだけど。


              色々なマテリアル…が街に溢れる
            @麻布十番  ふと脇道で見つけた不思議な外装のビル…
                     沢山の鏡の中に、カメラを持ったぼくがぼくを狙っていた。






もちろんぼくの記憶の中の『父』や「母」はとても元気で、父はむっつりして仕事ばかりしていて、
母はニコニコしながら料理を作っているような…そんな映像が頭に浮かぶ。

結婚して生活が別になっても、特に何も思う事がなかったのは、『いつでも会える』距離に住んでいるし、
父も母もある意味現役だったから…見た目はともかく『老い』を感じたりしなかったからだと思う。




でも



その日は




突然やってきた…。










と言う所で、話は次回に続くのだm(_ _)mペコリ




特になんと言う事もない…一日


朝から片頭痛があって…いやだなぁ~と、取り敢えず『風邪薬を飲んでみよう』と
飲んだのですが…横になってもドンドン酷くなるばかりで…。
あまりにも痛みが酷くなっていくので、片頭痛の特効薬『レルパックス』を服用。
とにかくパソコン画面も本も読めない状態で…ベッドの中で横たわっていると、
レルパックスのお蔭で、いつの間にか頭痛が無くなったのか…そのまま爆睡すること
一時間。

「あっ! (頭痛が)消えている」

目覚めると片頭痛が消えていました…ホッ。

こればかりは持病なので仕方がないのですが、折角の土日が片頭痛で終わって
しまうのはきついですから。まずは良かったです。


               ガラス張りのビルが増えている…から空が至る所にある
                           @六本木ヒルズ  ビルに写る青空も悪くない







ここ数日、外出が多くてお台場の国際展示場(ビックサイト)や、六本木ヒルズの
展示会など…。何かあっちに行ったり、こっちに行ったり。
ぼくの場合は基本が内勤なのですけど、そもそもが企画会社でもあるので、
クライアントとの商談が日常的な仕事になる訳です。

当然…こちらは契約料を頂く立場でもありますから、出来る限りこちらから出向いて
話をお聞きする事になる訳です。

でも…

それも体調が悪い時は…かなり応えて、帰社すると殆どもう何も出来ないぐらい
疲れきって仕事が手に付かない時があります。
皆さんのお仕事はどのような営業形態なんでしょうか?



                もちろん葉っぱがある方が良いけど、枝も絵になる…って思いません?
                         @麻布十番  空が青いとちょっと幸せな気持ちになる
                         ※写真をクリックして拡大して、更にクリックすると…
                         更に大きくなって…、細~い枝を見るとなかなか良いですぞ!
                         (((o^∀^)oアハハ





多分…このまま行けば、明日は片頭痛もなく過ごせそうなので、ゆっくり過ごしたいと思います。

なんだか記事らしい記事じゃないですが…(;^_^Aエヘヘ





HIROO ER





 所々で交通機関の乱れや、高速道路の封鎖など、降雪の痕跡を残しつつも、朝起きてちょっと期待しながら
カーテンを開けたら・・・『雪景色とは遠い』ガックリするほどのいつも通りの景色が広がっていた。

心のどこかで「雪だるまが作れるぐらい積もっていたら・・・」っていたりする自分がいて…(苦笑) 
 もちろん「災害」と言われるほどの積雪になってしまったら、洒落にならないのだけど、
我ながら「降雪」を楽しみにしている自分に「成長し切れていない」と情けなく思った。

   ちょっと甘い
                     @麻布十番 元おでん屋さんがパティスリーになった






 病気自慢じゃないけど、確か一昨年・・・「胃が痛い」と言い出して、決死の思いで胃カメラを飲んだ顛末は、
ブログで記事にしたので、覚えていらっしゃる方もいると思います。

 そもそもがバリュウムが飲めない・・・ってぼくのウィークポイントが起因で、本来なら通常のレンゲンで
済む所が、きちんと定期検診が出来ず、ならば胃カメラを飲むこと!・・・という羽目になってしまった訳です。

 まあ結果は『ピロリ菌もいない…綺麗な胃ですよ』と言う事でったのですが。

 


 ところが胃痛が落ち着いたかと思ったら・・・一年ぐらい前から、呼吸時に苦しいと思うことがあるのだ。
痛みと言うか、息苦しさと言うか…常に胸に軽い違和感があったのです。
 
 一時期、心配になってネットで調べて9カ月前に「肺ガン検診」と言うのを受けた事があったのです。
ネットで申し込んで、CTを受けるのですが、なんかコンビニ診察みたいで、イマイチ信用できない感じなんです。


 指定された日に、恵比寿の指定病院にってCTを撮ることは撮ったのです。
でもその日は色々あって聴診器で呼吸音を聞いて終わり。CTで撮った画像を見る事もなく

「画像結果は後日お知らせします」

みたいな・・・ちょっといい加減な検査だったのです。


 で一ヶ月ぐらいして、ワープロでたった一行・・・「異常ありません」って。


本来なら「異常ありません」で大喜びの所なんですが、実はCTを撮った後の問診を詳しく書くと・・・

CT撮影後、診察室に行くと先生の目の前にあるディスプレイを見ながら、

「あっナチョパパさんですね。そこの椅子にお座り下さい…あれ? 画像来ないなぁ~ おかしいなぁ~ 
 ナチョパパさん CT先に受けましたよね・・・」

みたいな問診の始まりだったから、不信感もあるのです。
おいおいCT上手く記録できなかったんじゃねぇ~か?って(苦笑) それで結局その日は画像は見られなくて、
一ヶ月近く経ってから一行だけの「異常ありません」って診断結果が送られて来たのです。

それに「異常ありません」なのに「んじゃ~この痛みは何なんだ」的な思いが常にあったのです。



 まあ喫煙習慣もある上に、喫煙歴が44歳にして30年なのだから・・・若干、法律的にも問題があるのですが(苦笑)
・・・何か疾患を持っていても、何ら不思議じゃない訳で。

  一体なに屋?
                @恵比寿  最近、自宅付近には、外見からは何屋か分からない店が増えている






 ご存じの方も多いと思いますが、年末から前から、従来持っている仕事に、新しい仕事が加わって・・・
ちょっとばかり忙しくなったぼく。なかなか朝から病院に行くって事も出来なくなっていて、
ちょっとした違和感を持ったまま毎日過ごしていたのです。


でもここ一ヶ月ぐらい・・・本格的に「息苦しい感じ」もしくは「鈍痛」があって、原因も分からないまま
騙し騙しいるよりは病院に行って、ちゃんと診断して貰おうと思っていたのです。



それが今日の午後にちょっと時間が出来て…「今だ!」と広尾病院の予約センターも電話を架けたら…
当日受け付けは出来ないと言う事で、2月4日11:00~の枠が一つ空いている…と。

まあ念の為と思って『今日なんかは無理なんですよね?』と聞くと、代表番号に電話を架けて直接呼吸科に
相談して欲しいと。
そこで直接交渉すると…今日の2:00からなら空いているが、初診なので初診料が掛るのと、その受付に時間が
掛るから15分前に来られるか?と。
もちろん!と早速行ってきた…と言う訳なのです。


生体検査(肺活量を調べるような感じ)とレントゲンを撮って、呼吸音を聞かれ…結果としては…何事もないので、
あとは肋間神経痛などの可能性もあるから、その場合は整形外科へ…と。
まぁボクの場合は正直『癌』を懸念していたので、肋間神経痛なら良いかと…。


まあそろそろ喫煙習慣を止めないといけいないぁ~と思い始めています。
やはり歳をとると色々な機能が落ちている(吸気の能力が落ちているらしい…排気は大丈夫)ので、
色々生活を改めないといけない44歳の早春でございました。






すいません…リコメント&ご訪問を明日以降に致します...今日も眠くて。すいませんm(_ _)mペコリ



夜空を駆ける




都心から郊外に伸びる私鉄「田園都市線」は、途中までは地下鉄で二子多摩川【フタコタマガワ】駅に
到着する寸前で地上に出る。

今日のように朝から燦々と太陽が降り注ぐ日には、多摩川を超える時に見える第一級河川の風景に、
心が和んじゃったりする。

電車の中は足下からポカポカと暖気が立ち上って、ちょっと油断するとウトウトと寝入ってしまう。
普段、移動は自動車でハンドルを握ることが多いぼくにとっては、何とも自由で美味しい時間。

これを覚えてしまうと、ちょっとした所は電車で移動したくなる。
エコの時代にマッチもしているし、何より時間が読めるのも大きい要因でもあるのだけど。


               兆し
                 @日本橋本町  春は確実に来ている…と思いたい雪の降りそうな今宵(^_^;ゞエヘッ





地域の環境によって事情は大きく異なるのけど、大都市部以外は「車がないと生活が出来ない」という事で、
車は一家に一台じゃなく、「一人一台」らしい。

確かにバスが数分置きに来て、縦横無尽に地下鉄が張り巡らせている所とでは、車の必要度がかなり違うのだと。
そんな事もあって、いま大都市部では『若者の車離れ』が激しいらしい。

ぼくが若かった頃は、多くの若者が「何とかして自分の足を手に入れよう」としていた気がする。
家庭事情によって、もしくはバイトの種類によって、それが車だったり、バイクだったり、スクーターだったり
自転車だったりするのだけど、それでも『足』を欲しがる人が多かった。

ぼくもなんとか車を入手する方法を考えたけど…やはりそれは無理で。
散々方法を考えて・・・結局お金が無くて「家の車」に乗りながら、自分専用では・・・400ccのオートバイに
までしか辿り着けなかった。




真夏は暑く、真冬は寒い、雨にも風にも弱いのにそれでも欲しかったのは、何と言うか・・・
時刻表や最終電車に縛られることなく、自分の意志で自由に動けるって事が とてつも無く楽しかったのだと思う。

ナイトウォーカーよろしく夜中の街を自在に歩き回る事は とてもスリリングで楽しい世界だったのだ。


               見つめて…
                         @神田  街を睥睨する強き獅子の視線







ふと気づくと、自宅の中にいても「退屈」するのは無理!ってほどの「エンターテイメント」が
個人レベルで充実している社会になっていた。

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高音質のAV環境



様々な娯楽がぼくらの周りにあって、そのどれもが結構奥が深かったりすると、なかなか全部を極めるって事は
出来なかったりする。

ナイトウォーカーにならなくても、自由に世界にアクセス出来るのだから、ドアを開ける事をしなくなるのかも
知れない。
真夜中に友達に会いに行かなくても、コミュニケーションをとる事が出来るようになった。




でも夜風に頬をなでられながら、首都横羽線を意味もなく横浜に向かうのも、実はとても楽しい事なのだ
と言うこと知って貰いたい気もする。オジサンの戯言なのかも知れないけど…ね。








いつかぼくはこのナイトウォーカーの話を書いてみたい。