ふわふわと漂うサラリーマン
- Day:2009.09.30 21:46
- Cat:独り言
単なる出張報告と運動会顛末記を書こうと思ったのですが、なんだか思いの外「長く」なってしまって・・・
申し訳ないです。
毎回、毎回、何らかのハプニングが起こる「ボクの一泊出張」。
このブログにお越しなる多くの人の中には
「僕は月の半分は出張だよ」
という方もいらっしゃると思うのですが、いかんせんまともな出張をするようになったのが、
42歳以降のことなので(それまではなんだかお膳立てありきの出張だったので、
ただ電車に乗っていれば良かった)・・・初心者マークバリバリの中年デビュー状態なのですから、
大目に見てやって下さい(^▽^;)アセ
さて今日は一気に運動会まで話を進めますよ。振り落とされないようにしっかり付いてきて下さい。
※途中にお勧めの本のご紹介・・・みたいな事になりますが(;^_^Aエヘヘ
今回の出張は、時間的には余裕がありました。
だから一日目は夕方に開放されたらY&Aさんが教えて下さった「大阪グルメツアー」、
二日目はraouさんが教えて下さった「水都大阪2009」を見学しようと思っていました。
※まあそれがそもそも甘い考え方なんですけど。
それに前回の出張では比較的できた「大阪の街」を写真にしたいと思っていたのです。
ところが…予想外の暑さでした。
この日の大阪の最高気温は32℃を記録して、地元大阪の人に「夏が戻ってきた感じ」と言うほど、
暑かったのです。それでも32℃ですから、本来なら普通に耐える事の出来る気温のはずです。
たぶん・・・東京も変わらない状態ならば、何でもなかったと思うのですが、ここ数日すっかり秋の
気配だったので、体が上手く反応してくれないのです。

@大阪市中央区 御堂筋
年齢のせいもあると思うのですが、大阪の町を移動している時に「もう動きたくない」ってほど
疲れてしまって…。
尚且つ炎天下でもあったので、思いっ切り直射日光を浴びて…「片頭痛になりそうだなぁ」って
嫌な気配があったのです。
常連の方は皆さんの分かりですが、先週の一週間…どうも僕の体調は不安定で、
台風の影響で刻々と変わる気圧の影響をモロに受けていた感じでした。
そのまま大阪に行ったので…これはちょっと用心しないと明日が辛いなぁ~とは思っていたのです。
今回は片頭痛の薬も持って来ていなかったし…「なったら厄介だなぁ~」と。
夕方5時にホテルに入って(ビジネスホテル)シャワーを浴びて、とりあえず背中に張り付いたシャツを
備え付けの浴衣を着替えて…ベッドにゴロっと横になりました。
前回は資料を仕上げる仕事があったので、ホテルでゆっくり横になるって事も出来なかったのですが、
今回は特に何もやる事もなかったので、テレビでも見ようとスイッチを入れたのですが…
どうも変なんです。
片頭痛の方はご存じだと思いますが、片頭痛には代表的な予兆があるのですが、
それが「閃輝暗点」と言われるもので、視界にチカチカした光が現れて、これが拡大していくにつれ、
元の所は見えにくくなる…と言うモノなのですが、これに近いモノが出てきてしまったのです。
イカンと思って…すぐにテレビをし消してそのままベッドに横になりました。
このままだと確実に片頭痛になることが分かっていたからです。
片頭痛はしばしば悪心(吐き気)あるいは嘔吐を伴います。
片頭痛の最中は光や音に過敏になるので、そういう場合静かな暗い所で横になるのが良いのです。
早い段階で気が付いたので、とにかくテレビのような強い光を出すモノを避けて…朝、品川駅構内で
買った本を読むことにしました。
幾ら何もすることが無いとは言え、廃人ではないので(苦笑)ベッドに横たわったまま天井を
見続ける事は出来ないので…。
本を見てみると、なんとか大丈夫のようなので、そのまま読書を続けたのです。
ハマりました。
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「いつか、虹の向こうへ」著者 伊岡 瞬 角川文庫刊 \476(税別)
と言う本なのですが、朝あまり時間が無い中、品川駅構内の本屋さんで買ったものです。
改札を出ないで(つまり改札の中に在るのです)利用できるので、大阪に行く時は必ず寄るのです。
どの本にするのか、なかなか決められないで、結局文庫本の裏表紙にある解説(あとがきでは無いですよ)の
第25回横溝正史ミステリ大賞&テレビ東京賞、W受賞って文言に惹かれて…買った一冊でした。
往路の新幹線の中ではカメラ雑誌を読んでいたので…ホテルに入って初めて開いたのです。
もしかしたら…女性陣には受けないかも知れませんが、このブログをお読みの男性諸氏はきっと、
オオォーと思うのではないかと思います。
細かいディティールは、既存のハードボイルド路線から大きく離れることはないのですが
(これはあとがきにもあります)、ハードボイルドに分類しちゃうと、ちょっと違うような気もしますし。
何処にもヒーローが出てこないのも良いです。
そしてタイトルにもある虹ですが、小説の中で語られる「虹の話」がとても良いのです。
本当にある話なのか、それともこの著者「伊岡瞬」氏の想像の話なのか分かりませんが…実に巧い所で
挿話されていて、ウグッと来ちゃうのです。
357ページの本ですが、夕飯にも持って出て一気に読み進めました。
結局、本を読み終わったら11:30p.m.・・・もう一度シャワーを浴びて、「明日の朝、片頭痛になっていない事」
を祈りながら速攻(即行)で寝ました。

@大阪 とある商店街での光景
朝、頭痛は見受けられないモノの・・・どうも喉がイガイガして、『風邪だったらイヤだなぁ~』と思いつつ、
たぶん「エアコンを付けっ放しだったからだろう」と言い聞かせ(苦笑)、ホテルの地下にある「天然温泉」
という大風呂に行き、しっかり温まってから、素早く身支度を整えてから、早目にチェックアウトしました。
そのままドトールで朝食。
その後、商談へ向かいました。
この日の商談は、大きな会社の企画課の人員と営業のトップとの話し合いなので・・・中長期の計画を
聞いて、今後のブランドの在り方(ブランディング)を討議して終わり。
話の内容をそれぞれ会社に持ち帰って、最終的には一つの目標を定めて、22年度の企画に反映させていく…
って事になります。
この商談後、お取り引きのある違う事業部にご挨拶に行って・・・帰路に就くのですが・・・なんだか
この時から妙にフワフワしてイヤな感じがしていたんです。
冗談みたいな話なんですが…今日も終わりませんでした。・゚・(ノД`)・゚・。トホホ
って言うか…話は終わっているのですが、あまりに長いので、一回で更新すると…絶対に最後まで
お読み頂けないと思い…(^_^;ゞエヘッ 二回に分けました。申し訳ありません。
明日もまたお越し下さいね。