で、焼いたのか? 焼津忍野旅行編(最終回)
- Day:2009.07.30 22:50
- Cat:旅行・プチ旅行
さて今日はいよいよ焼津最終話です(苦笑)皆さん最後まで頑張ってお付き合い下さい。
色々な条件をくぐり抜けて、辿り着いた「アンビア松風閣」。
当日は見なかったけど、きっと団体客も受け付けるカジュアルな温泉ホテルといった感じ。
快適に過ごす事が出来ました。
まあコストパフォーマンスという意味では「まさにジャストプライス」だと思います。
が・・・
そこは口うるさいナチョパパ(苦笑) どうしても色々な旅館やホテルと比べたり、
こうだったら良いのにな・・・とか、ここはどうなの?って事がある訳で(;^_^Aエヘヘ
もし仮に「ここがもう少しこうであれば・・・」的な『たられば』があるとしたら、
やはりお料理と仲居さんの着物と着付けの仕方。
そしてゲームコーナーをもう少し充実して欲しいとヾ(*°▽°)ノアハハ・・・冗談です。
でも料理と着付けは再考した方が良いと思いました。
いや値段が値段ですから、料亭のようなお料理を出せ!と言っているのではありません。
じつは…
お料理の…
量が半端じゃないのです。

@アンビエ松風閣にて うーんこれで全部じゃないなんて…
確か前回、草津温泉に行った時に、「こういう旅館の料理は地産の物を美味しくちょっとで良い」
みたいな事を書いたと思うのですが、今回も例に漏れず
「(¬v¬^)イヒヒ あなた方はこれを全部食べることが出来るかな?」
的な賭でも密かに厨房でしているのじゃないか?って思うほど、大量の料理が運ばれてくる訳です
(苦笑)
で、もう今回は仲居さんに聞いちゃいました。
「あのぉ 一つお聞きしたいのですが、とても沢山のお料理を出して下さるのですけど、
他のお客様はみなさんこれを全部召し上がるのでしょうか?」と。
すると・・・
「いや皆さん二時間近くお食事なさいますから、お酒も入って最後は何となく無くなるような・・・
そんな感じじゃないでしょうか? やっぱり完食って事は少ないですが・・・」
と言う事でした。
うーん・・・やはりそうなのか。
いやコストの計算がどうなっているのか分かりませんが、多分金銭的に これ以上のコストは
掛けられない・・・って事はあると思うのです。
であれば、料理の品数を1/2にしてその分、一つ一つのクオリティを倍にする方が、
ホテルサイドもお客さんも喜ぶのではないかと思うのです。
単純に食材費は変わらないとしても、品数が半分になった時の調理人の手間ひまを考慮しても・・・
その方がずっと良いと思うのです。
シケで食材が入らないなんて事は許されない世界ですから、
相当の苦労があるのも分かるのですが、
「ここでしか食べられないもの」「その料理人でしか食べられないもの」に限定しても、
お客さんは喜ぶと思うのですよね。
マグロの刺身が5切れあって、中トロと赤身のにぎりを一巻ずつと、
漬け丼が用意されていたのですが、これなんかも どれか一種類だけにして良いから、
ワンランク上の食材を使った方が良いですよと。
いやいや部位によって使わない所が出るから、そこを漬け丼にして出しているのですよ!と
言う事であれば、それこそ「作り手の論理で料理を出している」って事なので、
魚も美味しい部位だけを仕入れても良いのじゃないの?と思うのです。
どっちにしても1/2もしくは2/3でも良いような分量の料理を『これでもか!』って出すと言うのは、
“食べ物がない時代の贅沢”って感じがして、もうちょっと違うのじゃないか?って思いますよ・・・
などと考えてしまったのです。
それからもう一つ。
ユニフォームとして支給されている着物。
きっと汚れるだろうし、かと言ってその度に専門業者に「洗い」を依頼しないといけない様なモノじゃ、
とてもじゃないけど採用できない・・・って言うのも分かるのです。
また重労働だから着崩れるって事もあるかも知れません。
でもですね、それならケアのし易い物って、他にもイッパイあります。
無理にあの「空港で外国人のお土産用に売っているような着物」である必要はないと思うのですよ。
折角、着物を着ているのに、それ自体が間違いに感じてしまいますよ・・・と。
僕もユニフォームのプロの端くれですから、和風なら和風、コストも意識して、ケアも楽で・・・って
言う選択肢が沢山ありますから、どうか「見た目」の重要度は大切にして下さい。
ちなみに「団体客を受け入れているような旅館」に泊まるのは、三回目になります。
だから代金の対価って意味では納得しているのです。
訳もなくただ噛み付いているのでは無く、この宿泊料金でこれなら、まあ良いと思ってはいます。
親子三人一泊75,000円強。高級な旅館と比べてはいけないと思っています。
ただ焼津の町がとても良かった事から、また来たいな~と思った時に、
「だったらまたアンビア松風閣に泊まりたいなぁ」
と言われる為には、たった二つのこと・・・料理の見直しと、ユニフォームかなぁ~と思ったのです。
もちろん旅館でゆっくり本物の贅沢を味わいたい・・・って方には、違う選択肢もあるでしょう。
でも気軽に家事から解放されて「少しの休養」を望むなら、アンビア松風閣も有りだと思います。
ちなみにこのホテルからのオーシャンビューは、ここ数日ご覧になっている通りなんですが、
実は視界を左にグッと振ると、前々回に「ナビが指示した崖沿いのクネクネ道」の通る海岸線があるのです。

@焼津にて ホテルの窓からの景色
この海岸線・・・どっかで見たことあるなぁ~と思ったら、これ(△←クリックしてね)に似ていませんか?
だから僕は焼津のことを日本の「アマルティ」と呼びたいと思います(^⊆^)ウン
尤も焼津の人に言わせたら…アマルティがイタリアの焼津だろ!と言いたいかも知れませんが…
(^∀^)ゞ ハイ
なかなか良いぞ日本のアマルティ! 負けるな日本のアマルティ!!(って何に?)
翌朝目覚めると、すぐに朝食をとってナチョとママは再び温泉へ。
僕は昨日ほとんど写真を撮っていないことから、これは何か撮らないと、イカンなぁ~と
思い始めていたので温泉には行かず、ひたすらカメラをいじっていました。
でもだからと言ってカメラを携えホテルを出て撮影に繰り出すほど、ホテルの立地が町中には
なくて・・・仕方がないので ほぼ180度視界のある部屋の窓から海を見て、船が通るとカメラで
パチリ。
絵面としては さほど変化のない光景なのですが、海を望む景色って本当に飽きない(苦笑)
そこが凡人なのでなんと表現すれば良いのか?いまいち分からないのですが、
時折 白い軌跡を残しながら走り去る船を、ただぼぉーと見ているだけで見入っちゃうのは
何故なんでしょうね。
今回も「あぁ良い町だなぁ」と思いながら海を見て、シャッターを押していたのですが、
家に帰ってPCで見たら愕然としました。
全く変化のない海の遠景が、サムネイルで並ぶ134枚。
自分でも呆れました。
「写真に関してはもう(自分のセンスに)諦めました・・・」と公言している僕ですが、
それでもブログに載せる写真はそれなりに考えているつもりなのです。
ところが・・・どこをどう贔屓目に見ても、「これは見させられる方も堪らないな」と思うほど
同じ様な写真ばかりなので、134枚から「まぁいいか」って思える8枚を残して
全て削除致しましたヾ(*°▽°)ノアハハ
正直、134枚のサムネイルが並んだのを見た時は、「連写かよ!」って一人突っ込みを
したくなるほどでしたから。
※実際には同じ様な写真を、単写で一枚一枚撮っていたのですから、タチが悪いのですけどねヾ(*°▽°)ノアハハ
このあとは…今回の旅行の第二編…つまり7/23の「高速道路無料化って、本当に良いのか?」に
続くのです。
えっ? 忍野の陶芸は?って…。
アーやっぱりそこが気になりますよね(^_^;ゞエヘッ
いや
じつは、何しろ焼津から忍野までの『鬼のような大渋滞』を抜けて辿り着いた事もあって、
もう全く気分が萎えちゃって…tarutaruさんが見たら怒りそうですが(苦笑)
椅子から動けないような状態でした。

@忍野にて 椅子から立ち上がれない…富士を眺める
エアコンの効いた車の中で渋滞と格闘している時に、横と後ろでスヤスヤとお休みになられていた
『女王様とお姫様』は当然元気で(苦笑)、二人で工房に入って何やらコネコネしておりました。

@忍野にて… 道具はどれも美しい

@忍野にて… 何やらコネコネ
一ヶ月ほど乾燥させてから窯入れだそうです(^∀^)ゞ ハイ

@忍野にて… コネコネが終わると、いきなり走り出す…成長しろよ…。・゚・(ノД`)・゚・。トホホ
さて…思いの他 長く引き摺ってしまった『焼津忍野渋滞旅行』は本日で終了です。
長い間お付き合い下さいまして、有難うございました。

@忍野にて… やはり空気が美味しい所だ…
また今回 偶然にもこのブログのスキン(テンプレート)を創って下さっているdenpaboyさんが、
たまたま焼津のご出身という事でコメントを下さいました。世の中狭いなぁ~と改めて思った次第です。
それでもは皆様、次回の記事をお楽しみに…。
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ごめんなさい…ちょっとリコメント&ご訪問が遅れます。もう少しお待ち下さい。